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最新記事【2018年08月14日】


● 今日(8月14日)の主なできごと

1876年 「札幌農学校」開校……この日、札幌農学校(北大農学部の前身)が開校し、「少年よ大志をいだけ」で知られるアメリカの農学者のクラークが教頭に就任。この学校から内村鑑三や新渡戸稲造ら優れた人材が輩出した。札幌のシンボルの「時計台」も、もとは農学校の演武場として作られたもの。


● 今日の主な記念日・恒例日

特許の日……1885年のこの日、7月に施行された「専売特許条例」に基づき、堀田瑞松の錆止め塗料ほか7件が、日本初の専売特許(特許の旧称)として交付された。


● 今日生まれた人

1846年 平野富二……明治期の実業家・技術者。「石川島平野造船所」(今の石川島播磨重工)創設。

1860年 シートン……イギリス出身アメリカの博物学者・作家・画家。代表作『シートン動物記』(「オオカミ王ロボ」など多くの動物物語)。

1887年 荒畑寒村……明治・大正・昭和期の社会主義運動家・小説家・評論家。


● 今日亡くなった人

1956年 ブレヒト……ドイツの劇作家・演出家・詩人。代表作『三文オペラ』『肝っ玉お母とその子供たち』『ガリレイの生涯』など。

1959年 五島慶太……大正・昭和期の実業家。「東急」創業。強引な手口の買収で「強盗慶太」の異名。

1987年 石森延男……昭和期の児童文学作家・国語教育学者。代表作『コタンの口笛』『バンのみやげ話』など。
投稿日:2018年08月14日(火) 05:38

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)