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2018年版 4月12日はこんな日


● 今日(4月12日)の主なできごと

1861年 南北戦争勃発……アメリカ合衆国の南北戦争は、北部23州と、南部11州の意見の食い違いからはじまった。黒人のどれいを使うかどうかが主な対立点で、工業の発達していた北部はどれい制廃止、大きな農場主の多い南部はどれい制維持。1860年にどれい制廃止を叫んだリンカーンが大統領に当選すると、南部は、北部と分れて「アメリカ連邦」を設立し、4年に及ぶ内戦がはじまった。

1877年 東京大学創立……この日、日本初の近代的大学として東京開成学校と東京医学校が併合し「東京大学」が開設された。法学部・理学部・文学部・医学部の4学部からなり、1886年に「東京帝国大学」と名称変更し、太平洋戦争後の1947年、再び東京大学に改称された。

1961年 人類初の宇宙飛行……ソ連の宇宙飛行士ガガーリンが、宇宙船ボストーク1号に乗り1時間48分かけて地球を1周。人類初の宇宙飛行に成功した。「地球は青かった」という感想の言葉は世界じゅうをかけめぐり、流行語になった。

1968年 霞ヶ関ビル完成……日本初の超高層ビルとして霞ヶ関ビルが完成。36階建てで高さ147mは当時日本一を誇った。耐震設計として鋼材を組み上げた柔構造を採用したもので、一般客が利用できる35階のレストランは見晴らしの良さで評判となり、東京の新名所としてもてはやされた。


● 今日の主な記念日・恒例日

パンの記念日……1842年のこの日、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門英龍が軍用携帯食糧として乾パンを作った。これが日本で初めて焼かれたパンと言われたことにちなみ、パン食普及協議会が1983年に制定。

世界宇宙飛行の日……1961年のこの日、人類初の有人飛行に成功したことにちなんで制定された記念日。


● 今日生まれた人

1884年 マイヤーホフ……ドイツ出身アメリカの生化学者。筋収縮に伴う化学反応の研究。

1886年 井上日召……明治・大正・昭和期の国家主義者。戦前の右翼団体「血盟団」・戦後の「護国団」指導者。


● 今日亡くなった人

1573年 武田信玄……戦国時代の武将。甲斐(山梨)を本拠に信濃、駿河、西上野、遠江などを支配。

1945年 ルーズベルト……アメリカ合衆国の第32代大統領で、アメリカ政治史上でただ一人4度大統領になった。

1976年 窪田空穂……明治・大正・昭和期の歌人・国文学者。歌集に『まひる野』『土を眺めて』など。


● 過去のマイブログ「4月12日」のテーマ

2013年 「おもしろ古典落語」114回目 『猫久(ねこきゅう)』
ある長屋に、久六という行商の八百屋が住んでいました。性格がおとなしく、人といさかいをしたことがありません。なにをいわれても、ニコニコ笑っているところから、みんなは「猫久さん」「猫久」と呼んでいます。もっとひどいのになると、猫、猫とかいってまして、中には「にゃごさん、どちらへ?」「ちょっとそこまで」なんて、当人も平気で返事をしています……。

2011年  戦国の英雄・武田信玄
戦国時代の甲斐(山梨)を本拠にした武将で、甲斐に加え信濃、駿河、西上野、遠江、三河と美濃の一部を支配し、越後の上杉謙信と5回にわたる川中島の戦いを行ったことで知られる武田信玄は、三方が原の戦いで徳川家康を破り、その勢いで織田信長をせめる途中、1573年に病死したといわれる日です。1521年に、守護大名の父信虎の長男に生まれた武田信玄でしたが、1541年、父を駿河に追放して自立しました……。

2010年  4期連続アメリカ大統領のルーズベルト
アメリカ合衆国の第32代大統領フランクリン・ルーズベルトが、1945年に亡くなった日です。ルーズベルトはアメリカ政治史上でただ一人4度大統領になりました。大統領は2度までが慣例でしたが、第2次世界大戦中という有事であることが理由で……。

2007年  ワールド図書館   「東南アジア (2)」 
25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」15巻目の最新版巻末解説を記します。東南アジアの中でも、ここでとりあげたマレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンの4か国は、赤道のまわりに点在するたくさんの島々から成り立っています。熱帯雨林気候でありながら、季節風の影響で気温はやわらげられ、人間にとって暮らしやすい環境です……。

2006年  ないた赤おに
「ないた赤おに」 は、愛と善意をえがきつづけた童話作家浜田広介の代表作のひとつです。1933年に書かれ 「かしこい2年生」 という雑誌に発表されてから、半世紀以上ものあいだ、読みつがれてきています。ストーリーを紹介してみましょう。赤おには、人間と仲よくくらしたいと考えますが、人間がこわがってうまくいきません……。
投稿日:2018年04月12日(木) 05:28

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)