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2017年版 9月20日はこんな日


● 今日(9月20日)の主なできごと

1945年 墨ぬり教科書……敗戦後のこの日、文部省は新しい教科書の印刷が間に合わないため、戦時中につくられた教科書の中で、軍国主義的内容を削除するように通達。そのため先生は、生徒に削除する部分を墨でぬりつぶさせた。

1957年 初の国産ロケット打ち上げ……この日、秋田の道川海岸で、東大の糸川英夫教授らが初の国産観測ロケット「カッパー4C型」の打上げに成功。このロケットは、超音速2段式で、全長5.93m、重量378kgあり、宇宙空間に達する実績を残したことで、日本の宇宙開発の第一歩となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

バスの日……1903年のこの日、日本初の乗合バスが京都の堀川中立売〜七条〜祇園の間を走ったのにちなみ、日本バス協会が1987年に制定。当時のバスは蒸気自動車を改造したもので、屋根がないため、雨の日は休業となった。

空の日……1911年のこの日、山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、東京の上空を1時間の飛行に成功したことで、1940年に「航空の日」として制定、1992年に「空の日」と改称。


● 今日生まれた人

1853年 ラーマ5世……タイの国王。チャクリー改革と呼ばれる数々の改革により、アメリカの『タイム』誌は、「20世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に選ぶ。

1880年 大山郁夫……大正・昭和期の政治学者・政治家。無産政党運動をけん引。


● 今日亡くなった人

1605年 山内一豊……安土桃山時代の武将・大名。土佐藩祖。

1806年 喜多川歌麿……江戸時代中・後期の浮世絵師。「美人画」の大家。

1863年 ヤーコプ・グリム……ドイツの文献学者。『グリム童話』収集、グリム兄弟の兄。

1943年 鈴木梅太郎……明治・大正・昭和期の農芸化学者。オリザニン(ビタミンB1)を発見。

1957年 シベリウス……フィンランドの国民的作曲家。代表作『フィンランディア』など。

1980年 林家三平 (初代)……昭和期の落語家・テレビタレント。「爆笑王」

1988年  中村汀女……昭和期の俳人。昭和を代表する女流俳人。


● 過去のマイブログ「9月20日」のテーマ

2013年 「おもしろ科学質問箱 29」 星っていくつくらいあるの?
晴れた日に、夜空の星をみると数かぎりないほど見えます。でも、肉眼でみえる星の数(6等星)にはかぎりがあって、世界じゅうに行ってみえる数は6千ほどで、そのうち日本からはみえない南にある星が1/4ほどあります。いまは性能のよい望遠鏡があるので、それにカメラをつけて写真にとると、なん10億個もの星の写真がとれるそうです。そのほとんどは、恒星といって、「太陽」のように燃えている星……。  

2012年  良妻に支えられた山内一豊
信長、秀吉、家康に仕え、妻「千代」の内助の功で立身出世したことで知られる武将で、初代土佐藩主となった山内一豊(やまのうち かずとよ)が、1605年に亡くなった日です。岩倉織田氏の重臣・山内盛豊の子として1546年に生れた一豊でしたが、岩倉織田氏が同族の織田信長と対立するうち、父や兄も戦死して一族は離散、諸国を流浪するようになりました。やがて1568年ころに一豊は、織田信長に仕え、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)の与力……。

2011年 「美人画」 の喜多川歌麿
江戸時代に活躍した浮世絵師・喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)が、1806年に亡くなった日です。江戸時代に日本画のひとつとして興った浮世絵は、江戸時代のなかばをすぎたころから、あざやかな色を使った版画によって印刷した「錦絵」とよばれるものが、喜ばれるようになってきました。歌麿は、その錦絵に美人を描いて名をとどろかせた浮世絵師です。歌麿は、江戸幕府ができてちょうど150年目の1753年に生まれました……。

2007年 「ル・コルビュジエ」 を知ってますか
もう、7、8年も前のことです。いずみ書房の応接室のソファが、あまりにも長く使いすぎたため、革がヒビ割れし、中からアンコが出てきてしまいました。お客さんを迎える大事なソファなので、すぐに新しいものを見つけなくてはなりません。そこで、日本最大の家具展示場のある有明の「大塚家具」へ出かけました。急を要するため、私の直感を頼りに、即決する覚悟でした。日本最大というだけあって、品揃えはさすがです……。

2006年 「ファーブル」 のこども時代
ファーブルは、家がたいへん貧しかったため、幼児のとき、両親と別れて祖父のもとへあずけられました。祖父の家は、村はずれの山の中です。友だちひとりいません。でも、ファーブルは、すこしも、さみしくはありませんでした。森や牧場に、たくさんの昆虫がいます。昆虫と遊ぶのが楽しくてしかたがありません。めずらしい虫の声を聞くと、何日かかってもさがします。その熱心さには、祖父も祖母も 「あの子は、ほんとうに虫きちがいだよ……。

2005年 「イスラエル」 建国の歴史(2)
当時は、どこの国も、少数の王や貴族の下にたくさんのまずしい人たちがいて、それが何代もくりかえされていました。貧しさにいためつけられている人びとは、キリストの教えをひたすら信じ祈りました。 やがてキリストは「ローマにそむいて新しい国をつくろうとした」とみられ、十字架にはりつけにされて死にました。キリストの教えを信じる教徒たちは、いろいろな迫害をうけましたが、キリスト教はますます広がっていきました……。
投稿日:2017年09月20日(水) 05:57

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)