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2017年版 9月9日はこんな日


● 今日(9月9日)の主なできごと

1886年 「ベルヌ条約」締結……この日スイスのベルン(「ベルヌ」はフランス語)で、国際的な著作権に関する基本条約「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」が作成された。日本は、1899年に加盟。

1948年 「朝鮮民主主義人民共和国」成立……同年8月に成立した「大韓民国」(韓国)に対抗して、「朝鮮民主主義人民共和国」(北朝鮮)が成立し、金日成を首相に選んだ。


● 今日の主な記念日・恒例日

救急の日……「きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合せから、厚生省(今の厚生労働省)が1982年に制定。


● 今日生まれた人

1585年  リシュリュー……フランスの政治家・枢機卿。ルイ13世に仕え絶対王政の確立に貢献。

1763年 谷文晁……江戸時代中・後期の文人(学者・文人らを描く)画家。代表作『木村蒹葭堂像』『自画像』など。

1828年 副島種臣……幕末から明治期の佐賀藩士・政治家。外務卿・内相・宮中顧問官歴任。

1828年 トルストイ……ロシアの文豪。代表作『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など。

1890年 カーネル・サンダース……アメリカの実業家。ケンタッキー・フライドチキン創業。

1900年 ジェームズ・ヒルトン……イギリス・アメリカの小説家・脚本家。代表作『失われた地平線』『チップス先生さようなら』など。

1911年 吉村公三郎……昭和期の映画監督。代表作『安城家の舞踏会』『暖流』『夜の河』など。

1918年 高橋圭三……昭和・平成期の司会者・アナウンサー。


● 今日亡くなった人

686年 天武天皇……飛鳥時代の第40代天皇。白鳳文化を生みだす。

1569年 ブリューゲル……フランドル(ベルギー・オランダ)の画家。代表作『バベルの塔』『農民の踊り』『子供の遊戯』『雪中の狩人』など。

1901年  ロートレック……フランスの画家。代表作『ムーラン・ルージュの舞踏会』『ムーラン通りのサロン』など。

1909年 ハリマン……アメリカの実業家。世界一周鉄道を構想。

1976年 毛沢東……中国の政治家。中華人民共和国建国。中国共産党最高権力者。


● 過去のマイブログ「9月9日」のテーマ

2015年  「世界一周鉄道を構想した」 ハリマン
アメリカ人実業家で、世界一周鉄道を構想し、日本と満鉄の共同経営をめざすものの失敗したハリマンが、1909年に亡くなった日です。1848年、聖公会牧師の子としてニューヨーク州ロングアイランドに生まれたエドワード・ハリマンは、中学を卒業後、14歳でニューヨークのウォール街で事務員として働き始め、22歳の時にニューヨーク証券取引所の会員となり、1872年に株式投機業ハリマン社を設立しました……。

2014年 「フライドチキン」 のサンダース
「フランチャイズ方式」で、世界じゅうに「ケンタッキー・フライドチキン」の店を広めたアメリカのカーネル・サンダースが、1890年に生まれた日です。インディアナ州ルイビルで生まれたサンダースは、父親が6歳のときに亡くなったため、家計を助けるために10歳で農場に働きに出ました。その後、軍隊に入り除隊後は、鉄道の機関車修理工、ボイラー係、機関助手、保険外交員、フェリーボートやタイヤのセールスなど40種類以上の職を転々としました……。

2011年 「おもしろ古典落語」38回目 『夏(なつ)どろ』
泥棒というのは、季節にかかわりないようですが、「こそ泥」というのは夏に多いようです。夏は暑いので、戸締りをしていない家もけっこうあります。「おやおや、しょうがねぇな。この家は留守かな。ぶっそうじゃねぇか、開けっぱなしにして。ありゃ、割れたすり鉢に、古木を入れやがって…ああ、蚊いぶしをしたんだな、こんな家だって、板の間にでも燃えつけば火事になっちまうじゃないか。うす汚ねぇ家だな。でもこんな家でも……。

2010年  モンマルトルの人気画家・ロートレック
「ムーランルージュ」のポスターなど、パリのモンマルトルを中心に活躍したロートレックが、1901年に亡くなった日です。トゥルーズ・ロートレックは、1864年、名門の伯爵家夫妻の長男として、フランス南西部のアルビに生まれました。幼少の頃のロートレックは、愛くるしさから「小さな宝石」と呼ばれて、母はもちろんまわりの人たちに可愛がられて育ちました。両親が上流社会にありがちな近親婚だったためか、遺伝性の骨が弱いという体質を……。

2008年 「教育」 の本来の意味は 「引き出す」 こと
日本で「教育」というと、教室で黒板を前にした先生が、一段高い教壇に立ってさまざまなことがらを生徒に教え、生徒は先生から教わるという上下関係にあるようです。幼児への家庭教育も同じで、多くの母親は、先生役になって子どもにしつけをする──教える母親、教わる子どもという上下関係にあると思っています。そのためか、知らず知らずのうちに独善的になり、子どもに対して圧制者のようになってしまっている母親をよくみかけます……。

2005年  質問する子どもたち
当時の私は、2人の子どもたちから質問ぜめの毎日だった。これまでは5歳の子からの質問が大半だったのが、下の子も負けずにはじめるようになり「あれは何なの?」「どうして?」「なぜなの?」絵本を読んであげても、テレビを見ていても、道を歩いていても、よくもこんなに質問することがあるかと思うばかりの集中攻撃だ。心理学では、子どもがこのように質問を連発する時期を、質問期と名づけている。知能の芽、探究心の芽がぐんぐん伸びはじめて……。
投稿日:2017年09月09日(土) 05:06

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)