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2017年版 8月28日はこんな日


● 今日(8月28日)の主なできごと

1583年 大坂城完成……豊臣秀吉がいまの大阪城のある場所に「大坂城」を築いた。秀吉の死後は、遺児の豊臣秀頼が城に留まったが、1615年の大坂夏の陣で落城、豊臣氏は滅亡した。

1953年 民放テレビ開始……日本初の民放テレビとして「日本テレビ」が放送を開始。当時は受像機の台数が少なく、人気番組のプロレス中継・ボクシング中継・大相撲中継には、街頭テレビに観衆が殺到し、黒山のような人だかりになった。


● 今日の主な記念日・恒例日

民放テレビスタートの日/テレビCMの日……1953年8月28日午前11時20分、日本の民放テレビ第1号の日本テレビが放送を開始したのと、初のCMが服部時計店の正午の時報だったことにちなむ記念日。

バイオリンの日……1880年のこの日、東京深川の三味線職人の松永定次郎が国産バイオリンの第1号を完成させたことで制定。

気象予報士の日……1994年のこの日、第1回「気象予報士国家試験」が行われたことにちなむ記念日。合格率は18%だった。


● 今日生まれた人

1749年 ゲーテ……ドイツの詩人・小説家・劇作家。代表作『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』(小説)『ヘルマンとドロテーア』(叙事詩)『ファウスト』(詩劇)など。

1828年 トルストイ……ロシアの小説家・思想家。代表作『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』『イワンのばか』『人生論』など。


● 今日亡くなった人

785年 大伴家持……奈良時代の貴族・歌人。『万葉集』撰者。大伴旅人の子。

1253年 道元……鎌倉時代前期の禅僧。「曹洞宗」開祖。代表著作『正法眼蔵』『永平広録』など。

1573年 浅井長政……戦国時代の北近江の大名。信長と不和になり「姉川の合戦」に敗れて自刃。

1597年 足利義昭……室町幕府15代(最後の)将軍。

1638年 荒木又右衞門……江戸時代初期の武士・剣客。「鍵屋の辻の決闘(伊賀越仇討)」の助太刀で名高い。

1645年 グローティウス……オランダの政治家・法律家。「国際法の父」

1684年 堀田正俊……江戸時代前期から中期の大名。江戸幕府の要職にあって3代将軍家光・4代将軍家綱をささえ、大老として5代綱吉初期の政治を主導。


● 過去のマイブログ「8月28日」のテーマ

2015年 「室町最後の将軍」 足利義昭
織田信長の援助で室町幕府第15代将軍になったものの、信長と敵対して敗れた足利義昭(あしかが よしあき)が、1597年に亡くなった日です。1537年、第12代将軍足利義晴の次男として生まれた足利義昭(幼名・千歳丸)は、兄に嗣子の義輝がいたため、1542年に奈良興福寺一乗院に入り覚慶と名のりました。1565年に兄の13代将軍義輝が松永久秀らに暗殺された際は……。

2014年 「綱吉初期政治」 と堀田正俊
江戸幕府前期の将軍の3代家光や4代家綱をささえ、大老として5代綱吉初期の政治を主導した堀田正俊(ほった まさとし)が、1684年に亡くなった日です。1634年、江戸幕府第3代将軍徳川家光の腹心だった武蔵国川越城主・堀田正盛の子として生まれた正俊は、1635年に家光の乳母にあたる春日局の養子となります。1641年、家光の嫡男竹千代(のちの徳川家綱)の小姓……。

2013年 「姉川の合戦」 と浅井長政
織田信長と同盟を結び、近江一帯をおさめる戦国大名となった浅井長政(あさい ながまさ)が、信長と不和になって敗れ、1573年に自刃した日です。浅井家の祖先は、鎌倉時代より北近江(滋賀県北部)に土着して、守護・京極氏の家臣として仕えてきました。祖父亮政(すけまさ)の代に、京極氏に代わってこの地域をおさめていましたが……。

2012年 『万葉集』 と大伴家持
わが国最古の和歌集で日本文学史上第一級の史料とされる『万葉集』を編さんした奈良時代の歌人・大伴家持(おおともの やかもち)が、785年に亡くなった日です。718年ころ、のちに大納言の位にまでのぼり歌人としてもすぐれていた大伴旅人の子として生まれた家持は、10歳のころ、大宰帥(だざいのそつ)に任命された父といっしょに、筑紫(北九州)の大宰府へ……。

2008年  大文豪・ゲーテ
「若きウェルテルの悩み」「ファウスト」など数多くの名作を生みだし、シラーと共にドイツ古典主義文学の全盛期を築いたゲーテが、1749年に生まれた日です。ゲーテは、歴史に残る偉大な文学者です。いつでもこまやかに人間を見つめ、作品を描きつづけました。残された詩や小説は、いまでも世界じゅうの人びとに親しまれています。ゲーテは、ドイツの商業都市フランクフルトに……。

2007年  [おもしろ民話集 11] 七つの星
昔ある村に、2か月も3か月も雨の降らないことがありました。そんなある晩のこと。ひとりの少女が木でできたひしゃくを持ち、水をさがし歩いていました。重い病気になったお母さんが「死ぬ前に、ひと口でもいいから水を飲ませてもらえないでしょうか」と、か細い声で神様へお願いしているのを聞いたからです。どんなに水をさがしても、どこにも見つかりません……。

2006年 「坂本龍馬」のこども時代
子どものころの龍馬は、たいへん、いくじがなく、みんなにバカにされました。小さいときは、いつも鼻水をたらしていました。また、いくつになっても、寝しょんべんのくせがなおらず、近所の子どもたちに、口をそろえて、からかわれました。12歳のころから、塾にかよいはじめましたが、さっぱりものおぼえが悪く、先生から 「君には、もう教えようがない……。
投稿日:2017年08月28日(月) 05:31

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)