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2018年版 6月26日はこんな日


● 今日(6月26日)の主なできごと

1284年 「ハーメルンの笛吹き男」事件……ドイツのハーメルンで約130人の子どもが「ハーメルンの笛吹き男」に連れさられて失踪。

1945年 「国際連合憲章」調印……4月25日からドイツや日本に宣戦していた連合国50か国の代表がサンフランシスコに集まり、国際連合設立のためのサンフランシスコ会議を開き、この日国際連合憲章が採択された。国際連合の発足は、同年10月24日で、最初の加盟国は51か国。主な活動目的は国際平和の維持、経済や社会などに関する国際協力の実現。日本が国際連合に加盟したのは1956年12月、80番目の加盟国だった。


● 今日の主な記念日・恒例日

国連憲章調印記念日……1945年のこの日、「国連憲章」に50か国が調印し、国際連合の設立が決定したことにちなみ、日本国際連合協会が制定。

国際麻薬乱用・不正取引防止デー……1987年のこの日、薬物乱用・不正取引防止に関する国際会議で「薬物乱用統制における将来の活動の包括的多面的概要」が採択されたことで、国連総会が制定した国際デー。

雷記念日……930年のこの日、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫が亡くなった。この落雷は太宰府に左遷され、その地で亡くなった菅原道真のたたりとうわさされ、道真は雷の神「天神」とされるようになった。

露天風呂の日……「六(ろ)・(てん)二(ふ)六(ろ)」の語呂合せから、岡山県の湯原温泉うるおいあるまちづくり委員会が1987年に制定。


● 今日生まれた人

1824年 ウイリアム・トムソン(ケルビン卿)……イギリスの物理学者。「熱力学」の開拓者。「絶対温度」目盛りの導入など。

1833年 木戸孝允(桂小五郎)……幕末から明治維新の志士・政治家。大久保利通・西郷隆盛と並ぶ「明治維新三傑」の一人。

1892年 パール・バック……アメリカの女流小説家。代表作『東の風・西の風』『大地の家』(「大地」「息子たち」「分裂せる家」3部作収録)。

1903年 阿部知二……昭和期の小説家・評論家・イギリス文学者。代表作『日月の窓』『人工庭園』(映画「女の園」原作)、「シャーロックホームズ」シリーズ(翻訳)など。

1912年 高山辰雄……昭和・平成期の日本画家。代表作『温泉』『浴室』『少女』『草原の朝』など。


● 今日亡くなった人

1810年 ジョセフ・モンゴルフィエ……フランスの気球発明者。モンゴルフィエ兄弟の兄。

1827年 クロンプトン……イギリスの紡績工・発明家。「ミュール紡績機」発明。

1899年 大木喬任……幕末の佐賀藩士・明治期の政治家。「学校制度」を整備。

1936年 内藤湖南……明治・大正・昭和期の東洋史学者・ジャーナリスト。白鳥庫吉と「邪馬台国論争」「中国の時代区分論争」展開。

1943年 ラントシュタイナー……オーストリアの病理学者。「ABO式血液型」発見。


● 過去のマイブログ「6月25日」のテーマ

2015年 「イギリス綿業の大恩人」 クロンプトン
従来の紡績機を改良した「ミュール紡績機」の発明により、イギリス綿業を飛躍的に拡大させた紡績工で発明家のクロンプトンが、1827年に亡くなった日です。1753年、ランカシャー地方ボールトンの貧しい農家で織布工を兼ねた両親の子として生まれたサミュエル・クロンプトンは、幼児期に父を亡くしたことで、早くから織布工として生計をたて、ハーグリーブスの発明した……。

2014年 「熱力学の開拓者」 ケルビン
絶対温度(−273度)の概念を打ち出すなど、熱力学の基礎を確立したイギリスの物理学者・数学者のケルビンが、1824年に生まれた日です。アイルランド北東部のベルファストでグラスゴー大学教授の子として生まれたケルビン(本名・ウィリアム・トムソン)は、兄とともに父から家庭で教育を受けました。幼い頃から神童ぶりを発揮したトムソンは、わずか10歳でグラスゴー大学への入学を許可され、1841年からはケンブリッジ大学ピーターハウス・カレッジで学び、

2013年 「学校制度」 を整えた大木喬任
明治時代に文部卿として「学制」を制定するなど、明治政府の主要ポストを歴任した大木喬任(おおき たかとう)が、1899年に亡くなった日です。明治維新のころ大木は、大隈重信、副島種臣、江藤新平とともに「佐賀の四傑」といわれていました。1832年、佐賀藩士の長男として生まれ大木喬任は、青少年期に藩校の弘道館で儒学を学び、とくに史学に興味をいだきました……。

2012年 「京都学派の大家」 内藤湖南
戦前を代表する東洋史学者・ジャーナリストで、邪馬台国論争や中国の時代区分論争などで学会をリードした内藤湖南(ないとう こなん)が、1936年に亡くなった日です。1866年陸奥国毛馬内(現・秋田県鹿角市)に、南部藩士の子として生まれた湖南(本名虎次郎)は、父から漢文の手ほどきを受け、13歳のときには『日本外史』を通読するほどでした……。

2009年 「ハーメルンの笛吹き男」
今日は、ドイツ民話にある「ハーメルンの笛吹き男」が1284年、130人の子どもたちを連れたまま失踪した日です。ハーメルンは、北ドイツのヴェーゼル川に面した、ドイツ・メルヘン街道沿いにある都市です。「ハーメルンの笛吹き男」の話は、グリム兄弟らによって記録された民話ですが、ハーメルン市の公式記録文書にも記載されている実際に起こった失踪事件です。この話にはいくつかの異なったバージョンがありますが……。

2008年  ジブリ美術館の 「小さなルーヴル美術館」
地元の井の頭公園内の片隅にできた 「三鷹の森 ジブリ美術館」 にはじめて出かけました。「となりのトトロ」 「もののけ姫」 「千と千尋の神隠し」 などアニメーション映画の話題作を毎年のように世界的にヒットさせているスタジオ・ジブリ。そのアニメーション制作の仕組みを中心に展示したり、オリジナル短編映画の上映、ミニ遊園地のある楽しい美術館……。

2007年 [おもしろ民話集 3] おんきょろきょろ
昔むかし、ある小さな村に、おばあさんが住んでいました。おじいさんが死んでしまったので、ひとりっきりです。でもおじいさんが残してくれた財産がありましたから、仏壇に手をあわせ感謝しながら、しあわせに暮らしていました。ある日の夕方のこと。ひとりのお坊さんが訪ねてきました。「道に迷ってしまった旅の坊主です、今夜一晩泊めてもらえないでしょうか……。
投稿日:2018年06月26日(火) 05:49

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)