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2018年版 6月14日はこんな日


● 今日(6月14日)の主なできごと

1910年 『遠野物語』発刊……古くから庶民のあいだに伝え受けつがれてきた民話、生活のすがたや文化などを研究する学問「民俗学」を日本に樹立した柳田国男が、この日代表著作『遠野物語』を刊行した。この本で、岩手県遠野地方に伝わる民話が全国的に広まっていった。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界献血者デー……ABO式血液型を発見したオーストリアの病理学者ラントシュタイナーの誕生日(1868年)であることから、国際赤十字・赤新月社連盟、世界献血団体連盟、国際輸血学会が2004年に制定。

五輪旗制定記念日……1914年のこの日、5色のオリンピック大会旗が制定された記念日。


● 今日生まれた人

1736年 クーロン……フランスの物理学者(電磁気学)。電気量・電荷の単位C(クーロン)の名の由来

1811年 ストー夫人……アメリカの女流小説家。代表作『アンクル・トムの部屋』。

1831年 孝明天皇……幕末期の天皇。公武合体により、異母妹の和宮を徳川幕府14代将軍家茂に降嫁。

1868年 シュタイナー……オーストリアの病理学者。ABO式血液型発見。

1928年 ゲバラ……アルゼンチンの革命家。キューバ革命の指導者。


● 今日亡くなった人

1571年 毛利元就……戦国時代の大名。全中国地方と四国の一部を支配し、毛利家の最盛期をつくる。

1852年 帆足万里……江戸時代後期の儒学者・蘭学者。西欧物理学を体系的に紹介。

1920年 ウェーバー……ドイツの社会学者・経済学者。近代社会学を創始。


● 過去のマイブログ「6月14日」のテーマ

2013年 「おもしろ古典落語」121回目 『泣(な)き塩(しお)』
「あのぅ、お武家さま、お武家さま」若侍が、往来でいきなり若い娘に声をかけられました。「せっ者に、なにかご用か?」「…はい、あのう、わたしはお花ともうしまして、いまこの江戸で奉公しております。母親が遠い田舎におりまして、さきほど、田舎から赤紙つきの手紙がまいったのでございます」赤紙つきというのは、急用の手紙のことで、いまの書留速達みたいなものです……。

2012年 「おもしろ古典落語」73回目 『うそつき村(むら)』
「うそつきは泥ぼうのはじまり」などといいまして、ウソというのはよいものではございませんが、だれが聞いても、すぐにウソとわかるようなのは、かえってばかばかしくて愛きょうのあるものです。「神田の千三ツ」とあだ名されるうそつき男が、だんなの家に久しぶりに現れて、さっそく大ボラを吹きます……。

2011年  近代社会学の創始者・ウェーバー
体系的な社会学を構築したことで評価の高いドイツの社会学者・経済学者のウェーバーが、1920年に亡くなった日です。マックス・ウェーバーは、1864年、中部ドイツ(当時はプロイセン王国)エルフルト市の役人だった父と、敬虔なプロテスタント(ピュリタン)の母との間の長男として生まれました。生後まもなくベルリンに移り、父は「国民自由党」の政治家となったため、両親の影響からウェーバーは、政治と宗教に深い関心をいだきながら、1871年に成立したばかりの「ドイツ帝国」の首都ベルリンで成長します……。

2010年  中国地方の覇者・毛利元就
戦国時代に全中国地方と四国の一部を支配し、毛利家の最盛期をつくった毛利元就(もうり もとなり)が、1571年に亡くなった日です。元就は、1497年に、安芸国(広島県)で生まれました。父の弘元は郡山城主でした。4歳で母を亡くし、9歳で父を失い、少年時代の元就は、城主の子とはいっても、たいへん不幸でした。そして、父のあとをついだ兄も、さらにそのあとをつぐはずだった兄の子も、つぎつぎに亡くなり、元就はいつのまにか、毛利家のあとをつぐことになっていました……。

2007年  アンクル・トムの部屋
アメリカの小説家ストー夫人が196年前に生まれた日です。ストー夫人の代表作は、よく知られているように「アンクル・トムの部屋」。1852年この小説が発表されるや大評判となり、1年間で30万部も売れたといいます。そして、9年後、リンカーンによって南北戦争がおこされたので、[戦争を巻きおこした小説]ともいわれています。当時、アメリカではたくさんの黒人がどれいとして使われていました……。

2006年  アフィリエイトプログラムがスタート
アフィリエイトプログラムとは、いわばネット上の成功報酬型広告のこと。自分自身のブログやホームページに、「いずみ書房」のオンラインショップのロゴ入りボタン広告、またはバナー広告を貼り付け、ホームページを見た人が広告をクリックして商品を購入すると、成果報酬として、商品代金の8パーセントを契約者に支払う仕組みになっている……。
投稿日:2018年06月14日(木) 05:24

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)