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2018年版 4月16日はこんな日


● 今日(4月16日)の主なできごと

1397年 金閣寺完成……室町幕府3代将軍の足利義満は、金閣寺の上棟式を行なった。巨額の資金を投入した3層建で、下から寝殿づくり、武家づくり、仏殿づくりとなっている。1950年に放火による火事で全焼してしまい、1955年に再建された。1994年、古都京都の文化財のひとつとして世界遺産に登録されている。


● 今日の主な記念日・恒例日

ボーイズビーアンビシャスデー……1877年のこの日、札幌農学校(現在の北海道大学農学部)の基礎を築いた教頭・クラーク博士が、「Boys,be ambitious.(少年よ、大志を抱け)」という有名な言葉を残して北海道を去ったことにちなむ記念日。

女子マラソンの日……1978年のこの日、東京・多摩湖畔で日本初の女子フルマラソン大会「第1回女子タートルマラソン全国大会」が開かれたのにちなんで制定。なお、この大会の参加者49人に対し、沿道には10万人がつめかけた。


● 今日生まれた人

1844年   アナトール・フランス……フランスの小説家・評論家。代表作『舞姫タイス』『赤い百合』『エピクロスの園』『神々は渇く』など。

1867年 ウィルバー・ライト……アメリカの発明家。「飛行機」を発明したことで知られるライト兄弟の兄。

1874年 渡辺錠太郎……明治・大正・昭和期の陸軍軍人。陸軍教育総監の時、「二・二六事件」で殺害。

1889年 チャップリン……イギリス出身アメリカの喜劇俳優・映画監督。代表作『黄金狂時代』『街の灯』『モダンタイムス』『独裁者』『ライムライト』など。


● 今日亡くなった人

1828年 ゴヤ……スペインの画家。代表作『裸のマハ/着衣のマハ』『カルロス4世の家族』『我が子を食らうサトゥルヌス』など。ベラスケスとともにスペイン最大の宮廷画家。

1850年 マリー・タッソー……フランスの蝋人形作家。ロンドンに「マダム・タッソー館」設立。

1945年 田村俊子……明治・大正期の小説家。代表作『誓言』『嘲弄』『木乃伊の口紅』など。

1958年 ロザリンド・フランクリン……イギリスの物理化学者・結晶学者。「DNAなどの化学構造の解明」に貢献。

1972年 川端康成……小説家。『伊豆の踊り子』 『雪国』 など。日本人初のノーベル文学賞。

1991年 デヴィッド・リーン……イギリスの映画監督・脚本家。代表作『戦場にかける橋』『アラビアのロレンス』『逢びき』『ドクトル・ジバゴ』など。


● 過去のマイブログ「4月16日」のテーマ

2014年  『木乃伊の口紅』 の田村俊子
樋口一葉に続く女流作家として注目された田村俊子(たむら としこ)が、1945年に亡くなった日です。1884年、現在の東京・蔵前にあった米穀商の子として生れた田村俊子(本名・佐藤とし)は、府立第一高女を経て、1901年に日本女子大国文科に入学しますが、まもなく作家を志して中退し、幸田露伴の門下に入りました。翌1902年に露伴から与えられた露英のペンネームで『露分衣(つゆわけごろも)』を発表……。

2013年  [おもしろ民話集 81] 青ひげ
むかし、あるところに、とてもお金持ちの貴族がいました。大きな森にかこまれた家は、まるでお城のようでした。でも、町の人は、その貴族を「青ひげ」と呼んで、あまり近づかないようにしていました。まっ青なひげが気味悪かっただけでなく、これまでに青ひげと結婚した女の人が、6人も次々と消えてしまっていたからです。さて、この青ひげの家のとなりに、美しい姉妹が住んでいました……。

2010年 喜劇王・チャップリン
『黄金狂時代』『街の灯』『モダンタイムス』『独裁者』『ライムライト』など山高帽にチョビひげ、ダボダボずぼん、ドタ靴、ステッキといういでたちで、下積みの人たちの悲しみや社会悪を批判する自作自演の映画で名高いチャップリンが、1889年に生まれた日です。チャップリンは、ロンドンの貧民街で生まれました。両親はまずしい旅芸人でしたが、チャップリンが6歳のときに父が亡くなり、7歳のときには、母が苦しい生活のために精神病にかかって……。

2009年  いちばん明るい星ってなーに?
空に輝く星をながめて、どの星が一番明るいだろうかと、見つけようとしたことがだれしもあることでしょう。最近は、空が明るくなってきているので、都会ではそれほどたくさんの星が見られなくなってきていますが、晴れた日でしたら何百という星があって、とても数えることができそうにないと思ってしまいます。でも、肉眼で見ることのできる星は、およそ6000個。日本からは見ることのできる星は……。

2007年  ワールド図書館(16) 「南アジア」 巻末解説
インドが他の国と違っているとすれば、何よりもその文明の連続性にあるといえます。もともと中央アジアの遊牧民だったアーリア人は、紀元前1500年頃、インドに侵入し、先住民族と混ざりあい、ヴェーダ文化をつくりあげました。この文化が思想、文芸、社会のしくみなどインド世界の祖になるもので、ヒンズー教に支えられ、連綿と今に続いています。古いインドの叙事詩 「ラーマーヤナ」 を例にとれば……。
投稿日:2018年04月16日(月) 05:28

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)