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2018年版 5月20日はこんな日


● 今日(5月20日)の主なできごと

1498年 バスコ・ダ・ガマ新航路発見……ポルトガル国王にインド航路を開拓するよう求められていたバスコ・ダ・ガマは、アフリカ南端の喜望峰を経て、インドのカリカットに到達した。リスボンを出発からおよそ10か月だった。この航路発見により、ヨーロッパとアジアは船で行き来できるようになり、ポルトガルはアジアへ植民地を広げていった。

1941年 東京港開港……この日、東京湾の芝浦・竹芝の両埠頭が完成し、外国貿易港として開港。それまでの東京の貿易は横浜港にたよっていたものが、これにより大型船が入港できるようになった。、

1978年 新東京国際空港(今の成田国際空港)開港……地元の意向を無視した決定に対し、「成田闘争」という激しい反対運動が展開されたことで開港が遅れ、1966年7月に千葉県三里塚に空港建設が閣議決定されてから12年後の開港だった。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界計量記念日……1875年のこの日、度量衡の国際的な統一の目的とし、パリで「メートル条約」が欧米17か国間で締結された。この条約締結を記念し、締結125周年の2000年から実施。


● 今日生まれた人

1799年 バルザック……フランスの小説家。『ゴリオ爺さん』『谷間の百合』『従妹ベット』など、90数編の小説群を「人間喜劇」と総称した文豪。

1806年 ミル……イギリスの経済学者・哲学者。代表著作『自由論』など。

1886年 高村智惠子……大正・昭和期の洋画家。高村光太郎の妻で、『智恵子抄』は光太郎の第2詩集。

1904年 永井龍男……昭和期の小説家。代表作『朝霧』『青電車』『コチャバンバ行き』など。

1914年 前畑秀子……昭和期の水泳選手。ベルリンオリンピックの200m平泳ぎで女性初の金メダル。

1924年 相田みつを……昭和・平成期の詩人・書家。

1940年 王貞治……昭和・平成期の野球選手・野球監督。通算本塁打868本を記録し、巨人のV9に貢献。初の国民栄誉賞受賞。


● 今日亡くなった人

626年 蘇我馬子……飛鳥時代の政治家。蘇我氏の全盛時代を築く。

1496年 日野富子……室町幕府8代将軍足利義政の正室。

1506年 コロンブス……イタリア出身の探検家・航海者。スペインのイザベラ女王の援助を得て、ヨーロッパ人として初めてアメリカ海域へ到達。

1614年 前田利長……安土桃山・江戸時代初期の大名。初代加賀藩主。

1976年 荻原井泉水……明治・大正・昭和期の俳人。無季自由律俳句を提唱。


● 過去のマイブログ「5月20日」のテーマ

2015年 「室町幕府を主導した」 日野富子
室町幕府8代将軍足利義政の正室で、「応仁の乱」の原因を作った日野富子(ひの とみこ)が、1496年に亡くなった日です。1440年、山城国(京都府)に朝廷に仕える公家日野家の当主政光の子として生まれた富子は、1455年16歳で室町幕府8代将軍足利義政の正室となりました。日野家が将軍家と深く結びついたのは、日野業子(のりこ)が3代将軍義満の正室となって以来で、朝廷内に絶大な権勢をふるっていました……。

2014年  蘇我氏の全盛築いた馬子
飛鳥時代の政治家で、敏達(びたつ)・用明・崇峻(すしゅん)・推古の4代の天皇に仕え、54年の長期にわたって権勢をふるった蘇我馬子(そがの うまこ)が、626年に亡くなった日です。大和朝廷の最高位である大臣(おおおみ)だった豪族・蘇我稲目の子として生まれた蘇我馬子ですが、成年になるまでの詳細は不明です。敏達天皇が572年に即位したとき、父の後を受けて大臣となり、以前から対立関係にあった大連(おおむらじ)の物部(もののべ)守屋とともに国政に参加……。

2013年 「自由律俳句」 の荻原井泉水
新傾向俳句雑誌「層雲」を主宰し、尾崎放哉、種田山頭火ら自由律俳人を育てた荻原井泉水(おぎわら せいせんすい)が、1976年に亡くなった日です。1884年東京・芝神明町にあった雑貨商の子として生まれ荻原井泉水(本名・幾太郎のちに藤吉)は、麻布中学時代から俳句を作りはじめ、雑誌に投稿するようになりました。第一高等学校(現・東大教養学部)のころは正岡子規を慕って……。

2011年 「おもしろ古典落語」22回目 『あたま山(やま)』
しみったれのけちべえさん。サクランボを食べていて、種をすてるのがもったいないので、いっしょに飲みこみました。この種が腹の中の暖かみで芽を出し、これがだんだん育っていきました。そして、ついに頭を突き抜けて、りっぱな木の幹になって枝を広げ、春になると、みごとな桜の花が咲きはじめました……。

2009年  新大陸を発見したコロンブス
スペインのイザベラ女王の援助を得て、最初にアメリカ海域へ到達したイタリア出身の探検家・航海者のコロンブスが、1506年に亡くなった日です。コロンブスは、1446年にイタリアのジェノバに生まれたといわれていますが、1451年説などもあって、はっきりわかっていません。父親は、毛織物業者だったため、コロンブスは家業を手伝いながら船乗りになり……。

2008年  近代写実主義文学の創始者・バルザック
自らの小説を 「人間喜劇」 と名づけたフランスの小説家バルザックが、1799年に生まれた日です。「ナポレオンは、ヨーロッパを剣でひとつにしようとした。わたしは、ペンで、同じことをやってみせる」このように語っていたというバルザックは、いつも、ま夜中から仕事を始めました。パリの人びとが寝しずまったころ、ベッドからぬけだして机に向かいます……。
投稿日:2018年05月20日(日) 05:39

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)