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初の内閣総理大臣・伊藤博文

今日12月22日は、明治政府が1885年、これまでの太政大臣制を廃止して、内閣制度を開始した日です。初代の内閣総理大臣に伊藤博文が就任、日本ではじめての内閣が発足しました。

明治維新によって、徳川幕府が幕を閉じ、1868年に明治新政府ができました。でも、内閣制というものはなく、太政大臣制といって太政大臣、左大臣、右大臣の3名の大臣をおき、実際に政治を動かすのは「参議」でした。

この参議には、明治維新で功績のあった薩長土肥(薩摩藩・長州藩・土佐藩・肥前藩)の人たちで構成されていましたが、その中心だった 木戸孝允西郷隆盛大久保利通 といった明治維新の指導者たちがあいついで世を去ると、政界の中心に出てきたのが、長州出身の伊藤博文でした。

板垣退助 らの自由民権運動におされて、憲法を作る必要を感じた博文は、ヨーロッパに調査にでかけました。博文は、日本をできるだけ早く文明国とするためには、天皇を中心とした政治の仕組みを整え、強固な政府をこしらえる必要性を感じていました。そのためプロイセン(現在のドイツ)の帝王中心の憲法を学んで帰国し、それを基に日本の憲法の作成に着手しました。そして、1889年2月「大日本国憲法」として制定にこぎつけ、翌11月に施行しました。それに先立つ1885年に、内閣制度を発足させて、自ら初代の内閣総理大臣となったわけです。その後、1901年までのあいだに総理大臣をあわせて4回つとめ、日本を世界の列強に近づけるための多くの努力をしました。

博文の詳しい生涯につきましては、いずみ書房のホームページで公開しているオンラインブック「せかい伝記図書館」第32巻 「伊藤博文」 をご覧ください。


「12月21日にあった主なできごと」

1572年 三方が原の戦い…甲斐の 武田信玄 は、三方が原(浜松市付近)で、徳川家康織田信長 軍と戦い、勝利をおさめました。家康の一生で唯一の敗戦といわれています。

1848年 東郷平八郎誕生…日本海軍の司令官として日清、日露戦争の勝利に貢献した東郷平八郎が、生まれました。特に日露戦争においては、連合艦隊を率いて日本海海戦で当時屈指の戦力を誇ったロシアバルチック艦隊を一方的に破って世界の注目を集めたことでも知られます。

投稿日:2009年12月22日(火) 09:05

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)