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大作曲家ベートーベン

今日12月17日は、『交響曲第5番』(運命)『交響曲第9番』(合唱)などの交響曲、『月光』『悲愴』などのピアノ曲のほか、管弦楽曲、歌劇、声楽曲など各方面にわたるかずかずの作品を遺した、クラシック音楽史上最も偉大な作曲家の一人であるドイツの作曲家ベートーベンが、1772年に生まれた日です。その作品群は、古典派音楽の集大成、ロマン派音楽の創始者とされています。

ベートーベンの作品のひとつに『エリーゼのために』という有名なピアノ曲があります。この曲は、ピアノを学びはじめた人が必ず弾きたくなる曲といわれ、甘くもの悲しい主題のメロディのくりかえしが、とてもよい気分にさせてくれます。家庭的にも経済的にもめぐまれず、悲しく苦しい日々を送ったとされるベートーベンの曲は、どちらかというと激しく、悲愴なイメージを思いうかべる人が多いと思いますが、こんな清らかで美しい曲も生み出しているのです。

この曲は、ベートーベン40歳ころの作品だといわれています。ベートーベンは28歳くらいから両耳が不自由になり、31歳の時には自殺さえも考えています。40歳のころは鳥のさえずりも、人の話も、楽器の音も、ほとんど聞えないほどになっていました。ベートーベンはピアノから流れる音を、心の耳でとらえながら『エリーゼのために』を作曲したにちがいありません。

ベートーベン以前の作曲家は、パトロンといわれる宮廷や有力な貴族に仕え、その要望に応えて作曲されたものがほとんどでした。ベートーベンの偉大さは、そうしたパトロンとの主従関係を拒否し、あくまで一般大衆のための芸術作品としての創作をめざしたことでした。

その作品の数々は、ワーグナー、ブラームス、ドボルザークチャイコフスキーら後世の作曲家たちに大きな影響を与えています。

なお、ベートーベンの詳しい生涯につきましては、いずみ書房のホームページで公開しているオンラインブック「せかい伝記図書館」第8巻 「ベートーベン」 をご覧ください。

また、いずみ書房のホームページで公開中の「レディバード100点セット」第83巻 「大作曲家(1)」には、モーツァルト、バッハ と並んでベートーベンの参考訳が掲載されています。


「12月17日にあった主なできごと」

1903年 世界初飛行…アメリカの ライト兄弟 は動力をつけた飛行機で、人類ではじめて空をとんだ記念すべき日です。

1945年 女性に参政権…衆議院議員の選挙法改正案が公布され、女性が参政権を獲得しました。翌年4月10日に行なわれた総選挙では、82名の立候補者のうち39名の女性が当選をはたしました。

投稿日:2009年12月17日(木) 09:07

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)