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地球の日(アースデイ)

今日4月22日は、地球全体の環境を守るため、一人ひとりが行動をおこす日として、1970年からスタートした世界規模の記念日です。

いま地球は、さまざまな開発による自然破壊、工場や車の排気ガス、工場や家庭の排水などが関連しあって、環境汚染や温暖化が年ごとに進んでいます。

とても美しく健康だった「地球という星」が、ここに暮らす人によって傷つけられ、病気になっているような状態をなんとかとりもどそうと、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員は、1970年のこの日、環境問題についての討論集会を開催することを呼びかけました。これに応じた当時スタンフォード大学院生のデニス・ヘイズは、環境維持のためのデモや集会をおこない、成功に導いたといわれます。

その後、4月22日のアースデイ集会という運動は、全世界へ広まっていき、アメリカでは、環境保護庁の設置や各種環境保護法が整備されました。日本でも1990年から、コンサートなどさまざまなイベントが催されています。

「4月22日にあった主なできごと」

1451年 イサベル1世誕生…1474年カスティリャ王国の女王となり、夫がアラゴン国王となったのを機に両国を統合し、スペイン王国を建国、初代女王となりました。1492年にはイスラム国家グラナダ王国を制圧し、約800年にわたったレコンキスタ(国土回復運動)を完成させました。コロンブス を援助して新大陸を発見(1492年)、スペイン海外発展のキッカケとなったことは有名です。

1500年 ブラジル発見…ポルトガル王マヌエル1世の命によりインド遠征隊を率いたカブラルは、この日ブラジルに漂着し、ポルトガルの旗を掲げました。これにより、ブラジルはポルトガルの植民地として他の南北アメリカ大陸とは異なった歴史を歩むことになります。

1927年 支払い延期令…この年の3月倒産や休業したりする銀行が続出、この金融恐慌を鎮めるために、3週間にわたる「支払い延期令」(モラトリアム) をこの日に発令、即日実施しました。日本銀行は、2億円の非常貸し出しに印刷が間に合わず、片面白紙の200円札を発行しました。

投稿日:2009年04月22日(水) 09:14

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)