児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ Top >  今日はこんな日 >  「ピーターパン」 の物語

「ピーターパン」 の物語

今日5月9日は、児童文学の不朽の名作 「ピーターパン」 を創作したイギリスの作家・劇作家のジェームス・バリーが、1860年に生まれた日です。

「ピーターパン」 は、イギリスの首都ロンドンにあるケンジントン公園で、乳母車から落ちて迷子となったことから年をとらなくなり、異世界ネバーランドに移り住み、妖精のティンカーベルと共に日々を送る永遠の少年。ネバーランドにはピーターと同じように親とはぐれて、年をとらなくなった子どもたち (ロストボーイ) がいて、ピーターは彼らのリーダー的存在です。

子どものようでも人間ではない、妖精でもなく、空を飛ぶのに鳥ではないピーター。でもピーターはときおり、人間の生活がなつかしくなって、ケンジントン公園へやってきます。そして、公園の近くに住むウェンディ、マイケル、ジョンというダーリング家の3人の子どもたちを、ネバーランドに連れていくところから物語は始まります。

ピーターパン、海賊フック船長、ウェンディ、妖精ティンカーベルらが繰り広げるファンタジックな冒険物語は、子どもたちを夢中にさせる要素がいっぱいです。

いずみ書房のホームページにあるオンラインブック 「レディバード100点セット」 には、ジョアン・コリンズ再話による 「ピーターパン」 の日本語参考訳を収録しています。ぜひ目を通してみることをお勧めします。

投稿日:2008年05月09日(金) 10:10

 <  前の記事 国際赤十字記念日  |  トップページ  |  次の記事 ナイチンゲール・デー 看護の日  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mt.izumishobo.co.jp/mt-tb.cgi/1298

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

         

2014年08月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

月別アーカイブ

 

Mobile

児童英語・図書出版社 社長のこだわりプログmobile ver. http://mt.izumishobo.co.jp/plugins/Mobile/mtm.cgi?b=6

プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)