今日5月9日は、児童文学の不朽の名作 「ピーターパン」 を創作したイギリスの作家・劇作家のジェームス・バリーが、1860年に生まれた日です。
「ピーターパン」 は、イギリスの首都ロンドンにあるケンジントン公園で、乳母車から落ちて迷子となったことから年をとらなくなり、異世界ネバーランドに移り住み、妖精のティンカーベルと共に日々を送る永遠の少年。ネバーランドにはピーターと同じように親とはぐれて、年をとらなくなった子どもたち (ロストボーイ) がいて、ピーターは彼らのリーダー的存在です。
子どものようでも人間ではない、妖精でもなく、空を飛ぶのに鳥ではないピーター。でもピーターはときおり、人間の生活がなつかしくなって、ケンジントン公園へやってきます。そして、公園の近くに住むウェンディ、マイケル、ジョンというダーリング家の3人の子どもたちを、ネバーランドに連れていくところから物語は始まります。
ピーターパン、海賊フック船長、ウェンディ、妖精ティンカーベルらが繰り広げるファンタジックな冒険物語は、子どもたちを夢中にさせる要素がいっぱいです。
いずみ書房のホームページにあるオンラインブック 「レディバード100点セット」 には、ジョアン・コリンズ再話による 「ピーターパン」 の日本語参考訳を収録しています。ぜひ目を通してみることをお勧めします。