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2018年版 7月17日はこんな日


● 今日(7月17日)の主なできごと

864年  富士山が大噴火……この日、富士山が歴史に残る大噴火をおこした。このとき流れ出た溶岩の一部が、当時ふもとにあった湖を2つに分け、西湖と精進湖ができる。その後も小さな噴火を繰り返したが、1707年の噴火を最後に300年以上も噴火をしていない。

1868年 江戸が東京……明治天皇は、徳川幕府のあった江戸を東京と改め、首都とした。これまでの首都は京都にあり、東京は京都の東にあたるため「東京」となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

漫画の日……1841年のこの日、イギリスの絵入り諷刺週刊誌『パンチ』が発刊されことにちなむ記念日。この日とは別に、手塚治虫の誕生日の2月9日も「漫画の日」。

その他の記念日……東京の日・理学療法の日・国際司法の日など。


● 今日生まれた人

1604年 徳川家光……江戸幕府第3代将軍。参勤交代制・キリシタンの禁制・鎖国などを断行。幕府の全国支配体制を確立。

1796年 コロー……フランスの画家。代表作『真珠の女』『モルトフォンテーヌの思い出』『青い服の婦人』など。

1889年 ガードナー……アメリカ推理小説家。代表作『弁護士ペリー・メイスン』シリーズ、『怪盗レスター』シリーズなど。

1903年 竹山道雄……昭和期のドイツ文学者・評論家・小説家。代表作『ビルマの竪琴』(小説)『アルプスの少女ハイジ』(翻訳)など。

1905年 スノー……アメリカのジャーナリスト。代表作『中国の赤い星』 『目ざめへの旅━エドガー・スノー自伝』など。

1932年 青島幸男……昭和・平成期のタレント・作詞家・小説家・政治家。代表作『人間万事塞翁が丙午』(小説)「スーダラ節」(作詞)など。東京都知事歴任。


● 今日亡くなった人

785年 淡海三船……奈良時代後期の政治家・文人。鑑真の伝記『唐大和上東征伝』を著す。

1424年 永楽帝……明 (中国)第3代皇帝。明の全盛期を築く。

1600年 細川ガラシャ……安土桃山期のキリシタン。細川忠興の妻・明智光秀の子。

1736年 伊藤東涯……江戸時代中期の儒学者。「古義学」興隆の基礎。

1790年 アダム・スミス……イギリスの経済学者・哲学者。代表著作『国富論』。「経済学の父」

1795年 円山応挙……江戸時代中期の絵師。代表作『雪松図屏風』など。写生を重視した「円山派」の祖。

1912年 ポアンカレ……フランスの数学者・科学啓蒙家。数学・数理物理学・天体力学の基本原理確立。代表著作『科学と臆説』『科学の価値』『科学と方法』など。

1981年 水原秋桜子……大正・昭和期の俳人・医学者。俳句雑誌「馬酔木(あせび)」主宰。

1987年 石原裕次郎……昭和期の俳優・歌手・マルチタレント・実業家。戦後日本を代表する男性スター。

2010年 石井好子……昭和・平成期のシャンソン歌手・エッセイスト。日本シャンソン界の草分けで半世紀以上も牽引。エッセイに『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』。


● 過去のマイブログ「7月17日」のテーマ

2015年  「一級の文人政治家」 淡海三船
奈良時代後期の政治家で、鑑真の伝記『唐大和上東征伝』を著した淡海三船(おうみの みふね)が、785年に亡くなった日です。722年、天智天皇の長男大友皇子(弘文天皇)の曾孫として生まれ、聡明な若者の御船王といわれましたが、その詳細は不明です。唐僧にしたがって出家し……。

2014年 「芸能界のカリスマ」 石原裕次郎
戦後のニッポンを代表する男性スターとして、52年間もその輝きを放ちつづけた石原裕次郎(いしはら ゆうじろう)が、1987年に亡くなった日です。1934年、神戸市に生まれた石原裕次郎は、山下汽船に勤める父の転勤のため、3歳のときに北海道小樽市に移り住み、9歳の時神奈川県逗子市に転居すると、海と模型飛行機作りに熱中しました。逗子中学・慶応高校をへて……。

2013年  初志貫徹した細川ガラシャ
明智光秀の子で細川忠興に嫁ぎ、キリシタンとなったことでよく知られる細川(ほそかわ)ガラシャが、1600年に亡くなった日です。1563年、明智光秀の3女として越前国で生まれたガラシャ(=洗礼名 本名・たま)は、1578年、15歳の時に光秀の主君である織田信長の命によって、信長の家臣細川忠興に嫁ぎました。かしこい美人として知られ、忠興とは仲のよい夫婦で……。

2012年 「明の全盛期」 築いた永楽帝
中国明朝第3代皇帝の永楽帝(えいらくてい)が、1424年に亡くなった日です。14世紀のなかば、それまで中国を支配していたモンゴル人の王朝「元」をほろぼして、洪武帝が明の国を建てて、南京を首都としました。1360年に洪武帝の4番目の子として生まれ永楽帝は、顔つきも身体も堂どうとして、知恵にも武勇にもすぐれていたため、父から信頼されていました……。

2009年  鎖国をはじめた徳川家光
江戸幕府の第3代将軍として、参勤交代制、キリシタンの禁制、鎖国などを断行して、幕府の全国支配体制を確立した徳川家光(とくがわ いえみつ)が、1604年に生まれた日です。徳川家光は、2代将軍秀忠の次男として生まれましたが、兄は2年まえに亡くなっていたので、長男のように育てられました。とくに祖父の家康から、将軍家のあとつぎとして深くかわいがられ……。

2008年 「寛政の改革」 の松平定信
江戸時代の中期、奥州白川藩主松平定信(まつだいら さだのぶ)が、若くして老中に抜てきされ、田沼意次(おきつぐ)一族の放漫財政を批判して、1787年に幕政改革を開始した日です。1787年から1793年にわたって、「寛政の改革」 とよばれる江戸幕府たてなおしの、すぐれた政治がおこなわれました。松平定信は、この改革を進めた政治家で……。

2007年  幼児語を直すコツ
ワンワン(いぬ)、トット(さかな、にわとり)、ニャーニャー(ねこ)、ブーブー(自動車)、カンカン(髪)、オンモ(家の外)、タッチ(立つ)など、幼児語と呼ばれる言葉があります。幼児が話しはじめるころ使うもので、幼児の発達段階上、特別なことではありません。しかし、幼稚園に入るようになっても、あるいは小学校入学の時期が迫っても、この幼児語がぬけない……。
投稿日:2018年07月17日(火) 05:17

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)