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2016年版 10月25日はこんな日


● 今日(10月25日)の主なできごと

1637年 島原の乱……島原・天草地方のキリシタンの農民たち37000人が、藩主の厳しい年貢の取立てとキリシタンへの弾圧を強めたことから、この日少年の天草四郎を大将に一揆を起こした。3か月余り島原の原城に籠城して抵抗した。


● 今日の主な記念日・恒例日

民間航空記念日……1951年のこの日、戦後最初の国内民間航空会社として設立された「日本航空」が、運航を開始したことから制定。

世界パスタデー……1995年のこの日、イタリアで世界パスタ会議が開催されたことにちなんで制定。EUやイタリアパスタ製造業者連合会などが合同でパスタの販売促進キャンペーンを行っている。

リクエストの日……1936年のこの日、ドイツの放送局で、ラジオのリクエスト番組が始まった。生演奏番組の放送中にリスナーから、「希望する曲目を演奏して欲しい」と電話があったのがきっかけで始まったもので、その後リクエスト番組は大ヒット。これにちなんで制定された記念日。


● 今日生まれた人

1825年 ヨハンシュトラウス(2世)……オーストリアの作曲家。代表曲『美しき青きドナウ』『ウィーンの森の物語』『春の声』など168曲のワルツを作曲。

1838年 ビゼー……フランスの作曲家。代表作 歌劇『カルメン』『アルルの女』『真珠採り』など。

1868年 徳冨蘆花……明治・大正・昭和期の小説家・随筆家。代表作『不如帰』『自然と人生』(随筆)など。

1881年 ピカソ……スペイン出身フランスで活躍した画家・彫刻家。キュビスムの創始者。代表作『泣く女』『ゲルニカ』など。「20世紀最大の芸術家」

1894年 三遊亭金馬 (3代目)……大正・昭和期の落語家。「名人」の一人。

1909年 土門拳……昭和期の写真家・文筆家。代表作「筑豊のこどもたち」など。

1911年 花森安治……昭和期の編集者・グラフィックデザイナー・コピーライター。『暮しの手帖』編集長。


● 今日亡くなった人

1647年 トリチェリ……イタリアの物理学者・数学者。水銀気圧計発明者。圧力の単位 Torr(トル)の由来。

1893年 チャイコフスキー……ロシアの作曲家。代表作 バレー組曲『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠りの森の美女』、交響曲『悲愴』など。

1968年 村岡花子……大正・昭和期の児童文学作家・翻訳家。代表作『赤毛のアン』(翻訳)など。

1973年 アベベ・ビキラ……エチオピアのマラソン選手。史上初の五輪2大会連続優勝。

2013年 岩谷時子……昭和・平成期の作詞家・訳詞家。代表作『君といつまでも』『恋の季節』『愛の讃歌』『サン・トワ・マミー』 など。


● 過去のマイブログ「10月25日」のテーマ

2013年ブログ  「おもしろ古典落語」133回目 『三人絵師(さんにんえし)』
江戸っ子の仲良し三人組が、お江戸日本橋をふりだしに、小田原、浜松、岡崎、名古屋、桑名、大津…と、東海道五十三次を順にのぼって、京都の宿屋に泊まりました。「ああ、よく寝たな。おや、あいつら二人は、どこへいっちまったのかな。たしか夕べは、この宿について、3人でいっぱいやって、ドンチャカ大騒ぎして、ゴロッと寝て、おれはそのまま眠っちゃったんだった……。

2012年ブログ リアリズム写真家・土門拳
『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』『古寺巡礼』などの写真集を著わし、戦後の日本を代表する写真家として活躍した土門拳(どもん けん)が、1909年に生れた日です。山形県の酒田市に生まれた土門拳は、7歳のときに一家で東京へ移住しました。旧制中学在学中は考古学者や画家をめざしましたが、卒業後は逓信省の役人となりました。反骨精神旺盛だった土門は……。

2010年ブログ 『不如帰』 の徳冨蘆花
長編小説『不如帰(ほととぎす)』を著し、一躍ベストセラー作家となった明治・大正期の作家・随筆家の徳冨蘆花(とくとみ ろか)が、1868年に生まれた日です。蘆花の『不如帰』は、「国民新聞」に連載されたものが1898年に出版され、1909年には再版を重ねて100刷となりました。清純な夫婦愛と、封建的な家族観への批判が熱狂的に支持され……。

2007年ブログ 20世紀最大の芸術家・ピカソ
画家であり、彫刻家であり、また歴史家、詩人、学者でもあった情熱的芸術家ピカソが、1881年に生まれた日です。「物を、目に見えたとおりにえがく必要はない。目で見て自分の心で感じたもの、考えたものを、自由にえがけばよい」 ピカソは、ほとばしる情熱のままに芸術を愛しつづけた、20世紀最大の画家のひとりです。スペインの古い町マラガで、1881年に生まれたパブロ・ピカソは……。

2006年ブログ 「ゴッホ」 のこども時代
幼いころのゴッホは、無口で、がんこで、ときどきかんしゃくを爆発させる困った少年でした。弟とも、妹とも、あそびません。ゴッホがいつも、ひとりで時間をすごしたのは、太陽の光があふれる野山でした。美しい静かな自然のなかにいるときだけは、心がすなおになれたのです。やがて、村の小学校へあがっても、人からおしつけられるのがきらいでしたから、あらそいばかりおこして、友だちができません……。
投稿日:2016年10月25日(火) 05:51

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)