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2018年版 3月13日はこんな日


● 今日(3月13日)の主なできごと

1868年 江戸城の無血開城を決定……この日、新政府軍参議の西郷隆盛と旧幕府軍総裁の勝海舟が江戸で会談。新政府軍の江戸城総攻撃が3日後に迫る中、会談は翌日まで続き、江戸城の無血開城を決定した。

1933年 日本初の救急車……横浜の山下町消防署に日本初の救急車が配置された。実業家から贈られた自家用車を改造したもので、自動車や工場の増加に伴って事故が増え、早期救護を目的に配備されたもの。誕生後、しだいに救急車の役割の重要性が高まり、1963年に法律ですべての消防署に置かれることが義務づけられた。

1988年 青函トンネル開通……青森県と北海道を結ぶ全長53.85kmという世界一長い海底トンネルが開通した。これにより、津軽海峡を運航していた「青函連絡船」が姿を消すことになった。


● 今日の主な記念日・恒例日

新選組の日……1863年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足した。これにちなみ、新選組にゆかりの深い東京都日野市観光協会が制定。

サンドイッチデー……1が3にはさまれている(サンド1=サンドイッチ)ことから、制定された記念日。


● 今日生まれた人

1815年 ヘボン……アメリカの医療宣教師。ヘボン式ローマ字を考案し、初の和英辞典『和英語林集成』刊行。明治学院(今の明治学院高等学校・明治学院大学)創設。

1813年 高村光太郎……明治・大正・昭和期の詩人・彫刻家・評論家。代表作『道程』『智恵子抄』(詩集)『乙女の像』(彫刻)など。

1828年 西村茂樹……明治期の啓蒙思想家。代表作『日本道徳論』。

1901年 柳家金語楼……大正・昭和期の落語家・喜劇俳優。エノケン・ロッパと並ぶ三大喜劇人。

1923年 大山康晴……昭和・平成期の将棋棋士。永世名人。

1926年 藤田田……昭和・平成期の実業家。「日本マクドナルド」「日本トイザらス」創業。


● 今日亡くなった人

1192年 後白河天皇……第77代天皇。皇位継承に端を発した保元の乱・平治の乱に勝利するも3年で退き、上皇として六条・高倉・安徳・後鳥羽と4朝にわたって院政。

1578年 上杉謙信……戦国時代の越後(新潟)の武将。甲斐(山梨)の武田信玄と5度にわたる「川中島の戦い」。

1881年 アレクサンドル2世……帝政ロシア12代皇帝。

1940年 山室軍平……明治・大正・昭和期のキリスト教社会事業家。「日本救世軍」創立。


● 過去のマイブログ「3月13日」のテーマ

2014年   農奴を解放したアレクサンドル2世
帝政ロシア12代皇帝で、「農奴解放令」など数々の改革を実施したアレクサンドル2世が、1881年に亡くなった日です。1818年、ニコライ1世の長男として生まれたアレクサンドルは、幼いころから帝王教育を受け、ドイツ語・フランス語・英語・ポーランド語をマスターし、軍事・外交・財政などの政治的教養を身につけていきました。1855年、ロシアとトルコ・英・仏連合軍との戦い「クリミア戦争」のさなかに……。

2013年 「道徳的啓蒙家」 西村茂樹
『日本道徳論』を著し、啓蒙思想家として活躍した西村茂樹(にしむら しげき)が、1828年に生まれた日です。佐倉藩の支藩の子として江戸藩邸に生まれた西村茂樹は、10歳のときに藩校の成徳書院に入って儒学や兵学を学びました。1850年、砲術修業のため大塚同庵から砲術を学んだあと、翌年に佐久間象山のもとへ入門して砲術修行に励むとともに、象山の勧めでオランダ語を学びました。1853年のペリー艦隊……。

2012年 「院政」 と後白河天皇
平安時代末期の天皇で、34年にわたり「法皇」となって「院政」を行った後白河天皇(ごしらかわてんのう)が、1192年に亡くなった日です。1127年、鳥羽上皇と中宮・藤原璋子(しょうし/たまこ)の第4皇子として生まれた後白河は、「雅仁」と命名されました。2年後に曽祖父の白河法皇が亡くなり、鳥羽上皇による院政が開始されました。皇位継承とは無縁で……。

2009年 「もしもし」 「とどのつまり」 「八百長」
「もしもし」── 電話で相手に呼びかけるときの「もしもし」。これは、人に呼びかけるとき、訴えかけるときの敬語「申す」がもとになったものです。「申します申します」が、使いやすいように「もしもし」と一般化しました。「とどのつまり」──いろいろやってみて、けっきょく思わしくない結果に終わったときに使う言葉ですが、トドとは魚のボラのことで、幼魚のときはオボコといい、成長するにつれてクチナ、スバシリ、イナ、ボラとなって、最後にトドと……。

2008年  進化論のはじまり
「キリンの首やゾウの鼻は、どうして長いの ?」 ヨーロッパには、古くから自然界の成り立ちを詳しく調べる 「博物学」 という学問が発達していました。古代ギリシアのアリストテレスは哲学者として有名ですが、さまざまな生きものの形態や生態について、詳しい観察と記述をしたため、博物学の祖ともいわれています。でも、ヨーロッパではキリスト教を信仰している人たちが多く、聖書に 「すべての生きものは、神様がこの世のはじまりの時、7日間のうちに……。

2007年  ワールド図書館(3) 「イタリア」 巻末解説
大統領を元首とするイタリア共和国は、明るい陽気な国だといわれています。しかし、つぶさに見ると、複雑な問題を数多くかかえている国です。まず第一には、1861年にイタリア国家が誕生して1世紀以上を経ているにもかかわらず、近代国家としては、やや立ちおくれてきたことが指摘されます。そのもっとも大きな原因は、鉄、石炭、石油などの資源の不足で……。

2006年  心なごませる自分の音楽をもとう
「音楽はすべての民族がもっている」── 音楽はどのようにして、おこったのか……これについては、はっきりしたことはわかりません。しかし、いろいろな資料から、つぎのようなことが、考えられています。 1. むかしの人が、小鳥のさえずりや動物の鳴き声をまねしているうちに始まった。2. 石器をつくるときのリズムや、人が歩くときのリズムから始まった……。
投稿日:2018年03月13日(火) 05:28

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)