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最新記事【2017年10月13日】


● 今日(10月13日)の主なできごと

1884年 世界標準時……アメリカのワシントンで「本初子午線ならびに計時法万国公会」が開かれ、イギリスのグリニッジを通る子午線を、経度0度とする世界標準時と決めた。日本では1886年から使われるようになり、日本の標準時は、世界標準時より9時間進んでいる。

1947年 11宮家が皇族離脱……この日、初の皇室会議が開かれ、11宮家51人の皇族離脱を決定した。戦後の諸改革により、皇室の規模を縮小することになったためで、昭和天皇の実弟である秩父・高松・三笠の三宮家だけが存続されることとなった。


● 今日の主な記念日・恒例日

引っ越しの日……1868年のこの日、明治天皇が京都御所から江戸城(現在の皇居)に入ったことにちなみ、引越専門協同組合連合会が1989年に制定。

サツマイモの日……さつまいもの旬が10月であること、さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われ、江戸から川越までの距離が約13里であることから、埼玉県川越市の市民グループが制定。

麻酔の日……1804年のこの日、華岡青洲が世界で初の全身麻酔による乳癌手術を成功させたことにちなみ、日本麻酔科学会が制定。


● 今日生まれた人

1887年 小出楢重……明治・大正期の洋画家。代表作『Nの家族』『支那寝台の裸婦』など。

1903年 小林多喜二……昭和期の小説家・左翼運動家。代表作『蟹工船』など。

1921年 イヴ・モンタン……イタリア出身フランスで活躍したシャンソン歌手・映画俳優。

1925年 サッチャー……イギリス初の女性首相。「鉄の女」


● 今日亡くなった人

1282年 日蓮……鎌倉時代中・後期の僧侶。日蓮宗(法華宗)を創始。

1605年 アクバル大帝……インドのムガル帝国第3代皇帝。

1707年 服部嵐雪……江戸時代前・中期の俳人。蕉門十哲の一人。

1879年 川路利良……明治期の内務官僚。「警察制度」を創設。

1990年 レ・ドク・ト……ベトナムの革命家・政治家。ベトナム戦争停戦を実現。

2012年 丸谷才一……昭和・平成期の小説家・文芸評論家・随筆家。代表作『笹まくら』『年の残り』『裏声で歌へ君が代』など。

2013年 やなせたかし……昭和・平成期の漫画家・絵本作家・作詞家。代表作『アンパンマン』シリーズ、『手のひらを太陽に』(作詞)。


● 過去のマイブログ「10月13日」のテーマ

2015年 「ムガル帝国」 とアクバル大帝
ムガル帝国第3代の王で、今のインドの地に、帝国と呼ばれるにふさわしい国家に発展させたアクバルが、1605年に亡くなった日です。「ムガル」は「モンゴル」の意で、モンゴル系のバーブルが、モンゴル帝国再興を期してトルコ人を率いて北インドに侵入、1526年デリーを占領して「ムガル帝国」を興しました。1542年、ムガル帝国第2代王フマユーンの子(バーブルの孫)として生まれたアクバルでしたが……。

2011年 「おもしろ古典落語」43回目 『芋俵(いもだわら)』
落語に出てくる泥棒は、たいていまぬけなやつに決まってますが、なかにはちょっとばかり知恵のあるのもいます。「なぁ、兄弟、このごろはうまい仕事がさっぱりなくなっちまったな。そろそろ商売替えでもしなきゃならねぇ、なにかいい仕事ってねぇかな」「心配するな、三丁目に大きな木綿問屋があるだろ、このあいだから、あの店をねらってるんだ」「ああ、知ってるけど、奉公人は大勢いるし……。

2010年 『ちびくろサンボ』 とバンナーマン
世界じゅうの子どもたちに親しまれている絵本『ちびくろサンボ』の著者バンナーマンが、1946年に亡くなった日です。『ちびくろサンボ』のストーリーは、次の通りです。サンボは、両親からもらったきれいな赤い上着と青いズボンと紫の靴をはき、緑の傘をさして、ジャングルへ散歩に出かけます。するとそこにトラが現れて、「おまえを食べちゃうぞ」といいます。サンボは「ぼくの上着をあげるから、食べないで」といって逃れます……。

2006年 「リビングストン」 のこども時代
リビングストンの父はお茶売りの商人でしたが、キリスト教を深く信仰する、心の正直な人でした。そして母も、自分のことより人のことばかり心配する、心のやさしい人でした。少年時代のリビングストンは、この父母の愛につつまれて、あたたかく育ちました。ただ、約束を守ることだけはきびしくしつけられ、約束をやぶって父にむちで打たれたこともありました。10歳になると、織物工場ではたらくようになりました……。

2005年  「せかい伝記図書館」の特色 (4)
手軽に楽しめるコンパクト版の魅力  本シリーズの魅力は、なんといっても、コンパクト版で廉価であること。「読書をしよう」 と身がまえる必要もなく、ひょいと手軽に、寝ころびながらでも手にとることができる。しかもオールカラー、見開きページに必ず格調高いイラストを入れている。時代考証に裏づけられ、人物とその背景を容易にイメージ化できるよう配慮されたイラストは総枚数1000枚にもおよぶ。また、漢学にはすべてふりがなをふったから、低学年でも読めるばかりでなく……。
投稿日:2017年10月13日(金) 05:45

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)