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2016年版 11月2日はこんな日


● 今日(11月2日)の主なできごと

1934年 アメリカ大リーグ選抜野球チーム来日……この日、ベーブ・ルースらアメリカ大リーグ選抜野球チームが来日した。4日から13日まで全日本チームと対戦し、アメリカが18戦全勝、圧倒的な力の差を見せつけた。この時の全日本チーム選手を中心とした19名は、12月に大日本東京野球倶楽部を結成、今の巨人軍の前身となった。

1973年 トイレットペーパー買いだめ騒動……10月におきた第4次中東戦争が引き金となり、第1次オイルショックと呼ばれる石油価格高騰がおこり、品不足への不安から全国のスーパーにトイレットペーパーを求める主婦が殺到した。


● 今日の主な記念日・恒例日

キッチン・バスの日(家庭文化の日)……Kitchen-BathのK・Bがアルファベットの11番目・2番目でもあることにより、「文化の日」の前日のこの日を「家庭文化のあり方を考える日」にしたいと、キッチン・バス工業会が制定。

阪神タイガース記念日……1985年のこの日、日本シリーズで阪神タイガースが西武ライオンズを破り、38年ぶり、2リーグ制後初の日本一になったのにちなみ、タイガース後援会他が制定。


● 今日生まれた人

1288年 後醍醐天皇……鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけての第96代天皇。「建武新政」実施、南朝政権(吉野朝廷)樹立。

1755年 マリー・アントアネット……フランス国王ルイ16世の王妃。フランス革命の際に国外逃亡に失敗。

1815年 ブール……イギリスの数学者・論理学者。「ブール代数」提唱。

1890年 岸田国士……明治・大正・昭和期の劇作家・評論家・小説家。


● 今日亡くなった人

1714年 柳沢吉保……江戸時代前・中期の大名。徳川綱吉の側用人。元禄期には大老格として幕政主導。

1942年 北原白秋……明治・大正・昭和期の童謡作詞家・詩人・歌人。代表作『赤い鳥小鳥』『あわて床屋』『からたちの花』など。

1950年 バーナード・ショー……イギリスの劇作家・評論家・政治家・ジャーナリスト。代表作『ピグマリオン』『聖女ジョウン』『ウォレン夫人の職業』など。

1957年 徳富蘇峰……明治・大正・昭和期のジャーナリスト・政治評論家・史論家。徳冨蘆花の兄。

1966年 荒木貞夫……大正・昭和期の政治家。陸軍大将・陸軍相・文相を歴任。

1980年 山川菊栄……大正・昭和期の評論家・婦人問題研究家。


● 過去のマイブログ「11月2日」のテーマ

2015年ブログ 「女性論壇の第一人者」 山川菊栄
戦前には、わが国女性解放運動の思想的原点といわれる数々の評論集を著し、敗戦後は、初代婦人少年局長になって女性・年少労働者の保護行政の基礎固めをした婦人問題研究家・評論家の山川菊栄(やまかわ きくえ)が、1980年に亡くなった日です。1890年、開明的官僚の森田龍之助を父に、水戸藩儒学者の娘を母に東京に生まれた菊栄は、東京府立二女を経て、1912年女子英学塾(現津田塾大学)を卒業……。

2012年ブログ 「おもしろ古典落語」92回目 『水屋(みずや)の富(とみ)』
江戸時代には、本所、深川といった土地の低いところでは、井戸を掘っても塩気があったりして、飲み水には適していません。そこで、多摩川上流の水を船でくみ込んで運び、河岸についた水をかついで、長屋のおかみさんに売りにいく水屋という商売がありました。でも、この商売は、身体のつらいわりにはあまりもうかりません。ある若い水屋が腕組みしながら、ひとりでぼやいています……。
 
2011年ブログ 「側用人政治」の 柳沢吉保
江戸時代の元禄期に、5代将軍綱吉の寵愛をえて、大老格として幕政を主導した柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)が、1714年に亡くなった日です。1658年、上野国(群馬県)館林藩・勘定奉行の晩年の庶子して生まれた吉保は、幼いころから、館林藩主だった 徳川綱吉の小姓として仕えました。1680年に綱吉が、実兄の4代将軍徳川家綱の将軍の後継として江戸城に入ると……。

2010年ブログ 『暖流』 の岸田国士
小説家として『暖流』『双面神』などの作品、劇作家として『牛山ホテル』『チロルの秋』などの戯曲を著し、評論家・翻訳家・演出家としても活躍した岸田国士(きしだ くにお)が、1890年に生まれた日です。1938年4月から9月まで『朝日新聞』に連載された、代表作『暖流』の内容は、次の通りです。東京の山の手に志摩病院という大病院がありましたが、院長は病床にあり病院の経営は乱脈をきわめていました……。

2006年ブログ 「良寛」 のこども時代
良寛は、子どものころの名を栄蔵といいました。ある日のことです。夕方になっても外へ出たまま栄蔵がもどってきません。母は、家のものといっしょに、あたりをさがしました。すると栄蔵は、もう薄暗くなった海岸の岩の上に、海のほうを向いて、ひとりですわっていました。その日、父に叱られた栄蔵は、くやしさのあまり父をにらみかえすと 「いつまでもそんな目をしているといい。おまえは、きっとカレイになってしまう……。
 
2005年ブログ 模倣のオンパレード
いずみ書房で取扱う玩具類は、おもに知育玩具である。「広州交易会」では、そういうブースを中心に回りカタログを入手したが、「何と似通った商品が多いのだろう」というのが率直な印象。ある会社の商品で評判がよいと聞くと、すぐに他の会社が真似をするということで、金太郎飴的な現象がおきているに違いない。たとえば、香港の見本市会場で出会った、パチンコ玉のような鉄球に、強力な磁石が両端についた……。
投稿日:2016年11月02日(水) 05:05

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)