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2017年版 7月27日はこんな日


● 今日(7月27日)の主なできごと

1953年 朝鮮戦争休戦……朝鮮半島中間部に位置する板門店で、国連軍代表と北朝鮮代表が、休戦協定に調印して3年にわたる朝鮮戦争はとりあえず終わった。しかし、講和条約は結ばれず、停戦を監視する「中立国監視委員会」と「軍事停戦委員会」が、停戦協定遵守の監視を行っていて、いまだに休戦状態のまま。

1976年   ロッキード事件……この事件は、アメリカのロッキード社が自社の航空機の売込むため、日本に不正に支払った30億円もの賄賂の一部を田中角栄前首相らが受け取ったとされる疑獄事件で、アメリカ上院外交委員会で発覚。この日東京地検が田中らを逮捕した。その後、田中の賄賂受け取りが判明し、実刑判決がおりた。

1992年 日本人史上最年少金メダル……この日、バルセロナ五輪・水泳女子200m平泳ぎ決勝で、14歳の岩崎恭子が2分26秒65の世界新記録で優勝。日本人史上最年少の金メダリストとなる。


● 今日の主な記念日・恒例日

スイカの日……スイカは夏を代表する果物であり、スイカの縞(しま)模様を綱に見立て、七(な)2(ツー)七(な)の語呂合せから制定された。


● 今日生まれた人

1719年 田沼意次……江戸時代中期の江戸幕府老中。20年近く「田沼時代」とよばれる権勢をふるう。

1835年 橋本雅邦……明治期の日本画家。代表作『白雲紅樹』『竜虎図』など。

1824年 デュマ(小デュマ)……フランスの劇作家。小説家。代表作『椿姫』。

1883年 前田夕暮……明治・大正・昭和期の歌人。口語自由律短歌を提唱。

1887年 山本有三……大正・昭和期の小説家・劇作家。代表作『路傍の石』『真実一路』『米百俵』など。

1916年 鶴岡一人……プロ野球選手・監督。南海ホークスの黄金時代を築いた名監督。


● 今日亡くなった人

1844年 ドルトン……イギリスの化学者・物理学者・気象学者。原子説の提唱など。

1968年 大原総一郎……昭和期の実業家。倉敷紡績社長。

1984年 ギャラップ……アメリカの心理学者・世論統計家。

1986年 木原均……昭和期の遺伝学者。コムギの祖先の発見、種なしスイカの開発など。

1989年 内村直也……昭和期の劇作家・放送作家。代表作 ラジオ劇『えり子とともに』詩集『雪の降る街を』など。


● 過去のマイブログ「7月27日」のテーマ

2015年  ギャラップ調査
世論調査に用いられる抽出調査の統計学的技法によって成功したアメリカのギャラップが、1984年に亡くなった日です。1901年、アイオワ州ジェファーソンに生まれたジョージ・ギャラップは、アイオワ州立大学で心理学を学び、そのかたわら日刊の大学新聞編集長として活躍しました。1923年に卒業後は、アイオワ大学、ドレーク大学、コロンビア大学などで新聞学や広告学、心理学関係科目の教鞭をとりました……。

2012年 「おもしろ古典落語」79回目 『汲(く)みたて』
長屋に住んでる連中には、暇な人がたくさんいるようで、髪結床で将棋をさしたり、歌や踊りの師匠のところへ通ったりしています。とくに美人の常磐津(ときわづ)の師匠でもいようものなら大変です。「おぅ、いるな、師匠のとこにいってるか? あんまり見かけねぇようだけど」「いってるよ。おれはみんながこねぇうちいって、早く帰ってくるんだ……。

2011年  両極を初制覇したアムンゼン
人類史上初めて南極点への到達に成功したのち、飛行船で北極点へ到達、人類史上初めて両極点へ到達したノルウェーの探検家アムンゼンが、1872年に生まれた日です(7月16日説あり)。ノルウェーで海運業を営む家に生まれたアムンゼンは、少年のころに読んだ大好きな本がありました。それは、イギリスのフランクリンという人が書いた「フランクリン探検記」です。2そうの船と129人ものも人を連れて北極探検に挑みましたが、ひとりも到達できません……。

2010年 「原子の考え」をとなえたドルトン
イギリスの化学、物理学、気象学者で、原子説を提唱したことで知られるドルトンが、1844年に亡くなった日です。ジョン・ドルトンは1766年、マンチェスターの貧しい職工の家に生まれました。幼い頃からとても勉強家で、地元の小学校で初等教育を受けましたが、そこの教師が引退すると、わずか12歳で教師になりました……。

2009年 『路傍の石』『米百俵』の山本有三
小説『路傍の石』『真実一路』や戯曲『米百俵』など、生命の尊厳や人間の生き方についてやさしい文体で書かれた作品を多く残した山本有三(やまもと ゆうぞう)が、1887年に生まれた日です。「たったひとりしかいない自分を、たった1度しかない一生を、ほんとうにかがやかさなかったら、人間は、生まれてきたかいがないじゃないか」名作『路傍の石』のなかで、このように語っている山本有三は、人間が人間らしく生きることを訴えつづけた小説家です。栃木県で、小さな呉服商をいとなむ家に生まれた有三は……。

2007年  IT改革が加速中
ここ2、3か月の間に、いずみ書房のホームページを中心に、急速にIT改革が進行しているのにお気づきでしょうか。 (1)オンラインショップの全面リニューアルオンラインショップ「Chaoone!ちゃおーね」で紹介されている商品の内容説明に、映像や音声などが加わったり、「この商品をお買い求めの方はこんな商品も…」といった類似商品の紹介、利用者の感想が自由に書きこめる機能も加味しました。まだ開始したばかりのため、使い勝手に難はありますが、データーベースの充実とともに、一段と充実がはかられるはずです……。

2005年  W氏のセールストーク
あの日の出会いから3日後、W氏は約束通り私を同行して、セールスの現場を見せてくれた。セールスマンというのは、ふつう、仕事の現場を人に見せるのをいやがるものだが、幸いW氏は人が同行しても一向に苦にならないという。むしろ、人がいることによって張り合いも出るし、「今日は新人を研修中ですから」とお客さんにいうことによって、真剣に聞いてくれることが多いという。私は、小型テープレコーダーを手に、W氏のうしろについて、話す言葉の一字一句も逃さないように聞き耳を立てた……。
投稿日:2017年07月27日(木) 05:02

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)