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2017年版 3月22日はこんな日


● 今日(3月22日)の主なできごと

1925年 ラジオ放送開始……この日の午前9時30分、東京放送局(今のNHK東京放送局)が日本初のラジオ仮放送を始めた。京田武男アナウンサーの「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。こんにちただいまより放送を開始いたします」という第一声が放送された。

1995年 宇宙滞在記録438日を樹立……ロシアの宇宙飛行士ワレリー・ポリャコフは、宇宙ステーション「ミール」に宇宙滞在最長記録である438日間滞在後、この日地球へ帰還。

1995年  田中角栄元首相有罪確定……ロッキード事件丸紅ルートの裁判で、最高裁が田中角栄元首相への5億円の贈賄を認定し、1993年に死去した元首相の有罪が確定した。「ロッキード事件」は、アメリカの航空機製造大手のロッキード社による、主に同社の旅客機の受注をめぐって1976年2月に明るみに出た世界的な大規模汚職事件。


● 今日の主な記念日・恒例日

放送記念日……東京放送局がラジオの仮放送を開始したのを記念して、1943年日本放送協会(NHK)は、この日を「放送記念日」とした。

国連水の日(地球と水を考える日)……国際デーの一つで、地球的な視点から水の大切さ、貴重さを世界中の人々がともに考える日。1992年の国連総会で決定し、1993年から実施。


● 今日生まれた人

1797年 ウィルヘルム1世……ドイツ帝国初代皇帝。

1880年 小磯国昭……大正・昭和期の陸軍軍人。41代首相。陸軍大将。朝鮮総督。

1887年 中山晋平……明治・大正・昭和期の作曲家。代表作『しゃぼん玉』『あの町この町』『うさぎのダンス』(童謡)『船頭小唄』『東京行進曲』など。

1914年 丸山真男……昭和・平成期の政治学者・思想史家。


● 今日亡くなった人

1832年 ゲーテ……ドイツの最大の詩人・文学者。代表作『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』など。ドイツ古典主義文学の全盛期を築く。

1943年 新美南吉……昭和期の児童文学者。代表作『ごんぎつね』『手袋を買いに』など。

1976年 藤原義江……大正・昭和期のオペラ歌手(テノール)。藤原歌劇団を率いて世界で活躍。

2005年 阪田寛夫……昭和・平成期の小説家・作詞家。代表作『土の器』、「サッちゃん」「おなかのへるうた」(童謡)など。

2005年 丹下健三……昭和・平成期の建築家。代表作『広島平和記念公園』『新東京都庁』など。


● 過去のマイブログ「3月22日」のテーマ

2013年  「おもしろ古典落語」111回目  『そこつの使者(ししゃ)』
むかし、ある大名の家臣に、地武太治部右衛門(じぶたじぶえもん)という方がおりました。この人は、そそっかしいだけでなく、のんき者でした。そこが面白いというので殿さまの大のお気に入りです。ある日、殿さまがご親類すじへ使者を出すことになり、この治部右衛門に申しつけました。治部右衛門は大張りきりで……。

2012年  『ごんぎつね』 の新美南吉
『ごんぎつね』『手袋を買いに』などを著わした児童文学作家の新美南吉(にいみ なんきち)が、1943年に亡くなった日です。1913年、愛知県半田市に生まれた新美は、半田中学時代から俳句や詩、小説、童話、童謡、戯曲に興味をもち、創作をするようになりました……。

2011年   大衆歌謡の中山晋平
『しゃぼん玉』『あの町この町』『うさぎのダンス』などの童謡、『船頭小唄』『東京行進曲』といった流行歌、『東京音頭』などの新民謡と、現在も歌い継がれている大衆歌をたくさん作曲した中山晋平が、1887年に生まれた日です。長野県新野村(現中野市)の旧家に生まれた中山晋平は、季節ごとに表情を変える美しい自然の中で、のびやかに育っていきました……。

2007年  ワールド図書館 「イギリス」 巻末解説
25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」 第5巻「イギリス」の巻末解説と、その後の変化を記した補足事項を記します……。

2006年  生活を楽しむ知恵
「日本読書クラブカタログ(本の価値と楽しみ)」の第11章「家庭百科」の項を紹介してみよう。[知らないことが多い生活の常識]  1. 客にお茶とお菓子を同時にだすときは、お客に向かって、お茶は左、お菓子は右に置く。 2.今他家を訪問して辞去するとき、ざぶとんは、裏返しにする……。
投稿日:2017年03月22日(水) 05:22

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)