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最新記事【2017年01月21日】


● 今日(1月21日)の主なできごと

745年 行基が大僧正……聖武天皇は、東大寺の「大仏建立」に協力させるため、行基を僧侶の最高位である大僧正に任命。

1866年 薩長秘密同盟…これまで抗争をくりかえしてきた薩摩藩と長州藩は、坂本龍馬と中岡慎太郎の仲介により、薩摩の西郷隆盛らと長州の桂小五郎(のちの木戸孝允)が会談、協力して倒幕し新国家建設を進めることを誓った。

1954年 ノーチラス号進水……世界初の原子力潜水艦「ノーチラス号」がアメリカのコネティカット州グロートン港で進水。毎時37km以上、連続50日以上も潜水が可能。

1976年 コンコルド就航……英仏が共同開発した超音速旅客機「コンコルド」が運航を開始。しかし、高燃費、騒音、オゾン層破壊などで、1979年6月の16号機で生産が打ち切られた。

1985年 8ミリビデオカメラ発売……ソニーはカセット式の8mmビデオテープを内蔵したビデオカメラを発売。重かったビデオの携帯を可能にしたが、現在はデジタルビデオが主流。


● 今日の主な記念日・恒例日

初大師……毎月21日は弘法大師(空海)の縁日で、1年最初の縁日を「初大師」とよぶ。
 

● 今日生まれた人

1530年 上杉謙信……戦国時代に活躍した越後の武将。武田信玄、北条氏康、織田信長らと合戦を繰りひろげた。

1868年 岡田啓介……明治・大正・昭和期の軍人、政治家(31代首相)。「2.26事件」で狙われるも人違いで殺害をまぬがれた。

1885年 板垣征四郎……大正・昭和期の陸軍軍人。大将。満州事変首謀者の一人。

1895年 伊藤野枝……大正期の婦人運動家・無政府主義者。大杉栄とともに憲兵に虐殺された。

1905年 クリスチャン・ディオール……ブランドビジネスの道を拓いたフランスの服飾デザイナー。


● 今日亡くなった人

1775年 プガチョフ……ロシアのコサック暴動指導者。

1793年 ルイ16世……フランス革命により処刑されたフランス国王。

1924年 レーニン……ロシアの革命家。世界で初めて成功した社会主義革命「ロシア革命」を主導、ソビエト連邦、ソビエト共産党の初代指導者。

1950年 オーウェル……イギリスの作家。代表作『動物農場』『1984年』など。

1951年 宮本百合子……大正・昭和期の小説家。代表作『伸子』『播州平野』『風知草』など。

1983年 里見ク(とん)……明治・大正・昭和期の小説家。代表作『善心悪心』『多情仏心』『安城家の兄弟』『恋ごころ』など。

1986年 土方巽……暗黒舞踏を確立した舞踏家。


● 過去のマイブログ「1月21日」のテーマ

2015年 「ロシア最大の農民戦争」 ブガチョフの乱
ロシアの女帝エカチェリーナ2世の時代にボルガ川流域で起こった大規模なコサック暴動「プガチョフの乱」を首謀したプガチョフが亡くなった日です。ロシアでは、15世紀から16世紀にかけて、農奴や都市の貧民が東南部の辺境にのがれ、コサック(自由民)となって、国家から武器や食料を与えられ、辺境の守りについていました……。

2014年  フランス革命に倒れたルイ16世
絶対王政期のブルボン朝5代目のフランス国王ルイ16世が、在任中の1789年に革命がおき、王妃マリー・アントワネットの故国オーストリアにのがれようとしたところを捕えられ、1793年に処刑された日です。1754年、ルイ15世の孫として生まれたルイ・オーギュストは、兄たちや父の死去により、1765年にフランス王太子となりました。

2013年  信念を貫いた宮本百合子
自伝的長編小説『伸子』や『播州平野』などを著わし、プロレタリア文学のリーダーとして、軍部の圧力にめげず、ねばり強く生きぬいた宮本百合子(みやもと ゆりこ)が、1951年に亡くなった日です。1899年、大正時代の著名な建築家中条精一郎の長女として、東京小石川に生まれた百合子(本名・中条ユリ)は、少女時代から小説を書きはじめ、1916年、日本女子大英文科予科に入学後まもなく、東北の寒村の悲劇を人道主義的にみつめた中編『貧しき人々の群』を「中央公論」に発表すると、天才少女として注目を集め、大学を中退して作家生活に入りました……。

2011年 「おもしろ古典落語3回目」 『出来心(できごころ)』
これまた人気の高い落語のひとつ『出来心』(または『花色木綿』)というばかばかしい「お笑い」を一席。親方から、てめぇは素質がないから廃業しろと宣告されたドジでまぬけな泥棒。心を入れかえて悪事に励むと誓ったものの、大きな土蔵の塀を切りやぶったら墓地だったとか、電話がひいてあるので入ったら交番だったなどと話すので、親分はあきれて、[空巣ねらい] でもやってみろといわれます……。

2010年  ロシア革命を主導したレーニン
ロシアの革命家で、世界で初めて成功した社会主義革命「ロシア革命」を主導し、ソビエト連邦、ソビエト共産党の初代指導者となったレーニンが、1924年に亡くなった日です。ウラジミル・イリッチ・レーニンは、1870年に、ボルガ川のほとりのシンビルスクで生まれ、教師の父からは厳格に、文学や音楽を愛する母からは、やさしく育てられました……。

2009年  越後の虎・上杉謙信
戦国時代に、武田信玄、北条氏康、織田信長らと合戦を繰りひろげた越後の武将・上杉謙信(うえすぎ けんしん)が、1530年に生まれた日です。自ら毘沙門天の生まれ変わりと信じ、5回にも及んだ武田信玄との川中島の合戦は、よく知られています。1561年9月9日の夜のことです……。

2008年  抱かれるのがきらいな赤ちゃんもいる
専門家によると、赤ちゃんに対する親の態度でいちばん欠けているのは、個性を見極めようとしないことだそうです。にぎやかな声であやされたり、高い高いをしてもらうのを、赤ちゃんは誰もが好きだと思いこんでいる親が少なくありません……。
投稿日:2017年01月21日(土) 05:27

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)