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2017年版 1月14日はこんな日


● 今日(1月14日)の主なできごと

1950年 ベトナム民主共和国再独立宣言……1945年9月、ホーチミンを大統領とするベトナム民主共和国が独立を宣言し、東南アジア最初の共産主義国家として独立した。しかし、翌年支配国だったフランスが待ったをかけ、8年にもわたる第1次インドシナ戦争に突入、1949年6月、「ベトナム国」(南ベトナム) がサイゴンを首都に成立した。この日ホーチミンは、ベトナム国に対抗して「ベトナム民主共和国」(首都ハノイ・北ベトナム)として再独立を宣言したもの。なお1976年、北ベトナムは南ベトナムを吸収、ベトナム民主共和国は「ベトナム社会主義共和国」となって統一をはたし、現在に至っている。

1953年 チトー大統領選出……独立まもないユーゴスラビアはこの日、ユーゴ解放の国民的英雄チトーを大統領に選んだ。チトーの指導のもとに、非同盟中立という、社会主義国ばかりでなく資本主義国とも手をつなぐという独自の方針を貫き、6つの共和国をまとめあげた。しかし、1980年チトーの死とともに、共和国間の紛争があちこちでおこり、1991年「クロアチア」「マケドニア」「スロベニア」、1992年「ボスニア・ヘルツェゴビナ」が独立、2003年にユーゴスラビアは、セルビア・モンテネグロとなって独立、2006年には「セルビア」と「モンテネグロ」に分離したため、旧ユーゴスラビアは、「クロアチア」「マケドニア」「スロベニア」「ボスニア・ヘルツェゴビナ」「セルビア」「モンテネグロ」の6か国になっている。

1959年 タロとジロ生存……南極の昭和基地に、1週間の食糧を残し、くさりにつながれたまま1年間置き去りにされていたカラフト犬15頭のうち、タロとジロの2頭の無事をヘリコプターが確認。南極から打電されたニュースは、世界じゅうを感動させた。


● 今日の主な記念日・恒例日

飾納めの日……正月飾りや注連(しめ)飾りをはずし、書初めなどとともに燃やす「左義長(さぎちょう)」という火祭りが全国各地で行われる。
 
愛と希望と勇気の日……タロとジロの生存にちなんで制定。


● 今日生まれた人

1843年 新島襄……明治時代の教育・宗教家。同志社英学校(のちの同志社大)を設立。

1875年 シュバイツァー……フランスの神学者・医師。アフリカに病院を建て、病気に苦しむ現地人の治療に生涯をそそぐ。

1925年 三島由紀夫……昭和時代の小説家・劇作家。代表作『仮面の告白』『金閣寺』『潮騒』など。


● 今日亡くなった人

1742年 ハリー……イギリスの天文学・地球物理学者。「ハリー彗星」の存在やその軌道を示した。

1866年 高島秋帆……江戸時代後期の砲術家。

1867年 アングル……フランスの古典派を代表する画家。代表作『泉』『オダリスク』『トルコ風呂』など。

1898年 ルイス・キャロル…イギリスの数学(幾何学)者・児童文学者。代表作『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』 など。

1984年 レイ・クロック……アメリカの実業家。「マクドナルド」を世界的企業に育てあげた。


● 過去のマイブログ「1月14日」のテーマ

2015年 「マクドナルド」 のレイ・クロック
マクドナルドをフランチャイズ展開し、世界的企業に育てあげたアメリカの実業家レイ・クロックが、1984年に亡くなった日です。1902年、シカゴに近いオークパークに生まれたレイ・クロックは、第一次世界大戦がおこったことで、高校を中退すると、志願して救急車のドライバーの訓練を受けて衛生隊に所属しました……。

2014年  ハリー彗星
イギリスの天文学・地球物理学・数学・気象学・物理学者で、「ハリー彗星」の存在やその軌道を示したことで知られるハリー(またはハレー)が、1742年に亡くなった日です。1656年、富裕な石鹸製造業者の子としてロンドン・ハッガーストンに生まれたエドマンド・ハリーは、セント・ポール校を経て、1676年オックスフォード大学で天文学を学び、1676年に卒業後、当時ほとんど知られていなかった南半球の恒星を研究するため南大西洋のセントヘレナ島に派遣されました……。

2011年  洋式砲術の先覚者・高島秋帆
江戸時代後期・幕末期の砲術家として活躍した高島秋帆が、1866年に亡くなった日です。高島秋帆は1798年、長崎の代々町年寄(町政をあずかる役)の子として生まれました……。

2010年  「不思議の国のアリス」 のキャロル
イギリスの数学(幾何学)者でありながら、『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』 などファンタジーあふれる児童文学作品を著したドジソン(筆名ルイス・キャロル)が、1898年に亡くなった日です。『不思議の国のアリス』 は、こんな内容です……。

2009年  密林の聖者・シュバイツァー
アフリカの赤道直下の国ガボンのランバレネにおいて、生涯を原住民への医療などに捧げたドイツの神学者・医師シュバイツァーが、1875年に生まれた日です。シュバイツァーは牧師の子どもとして生まれました。幼い頃から音楽の天分をあらわし、8歳で教会のオルガンを、大人よりも上手に弾くようになりました……。
投稿日:2017年01月14日(土) 05:53

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)