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元旦のごあいさつ

 
明けましておめでとうございます。

2005年5月末から開始したこのブログも、原則的にウィークデイは毎日発信してきたことで、これまでに2645回を達することができました。

昨年1月からは、「2016年版 今日はこんな日」として、次の5つのポイントで構成するようにしました。

@ 「今日の主なできごと」……過去にあった内外の主要なできごと。
A 「今日の主な記念日・恒例日」……公的な機関が制定した記念日など。
B 「今日生まれた人」……主要人物の誕生日とその業績など。
C 「今日亡くなった人」……主要人物の死去日とその業績など。
D 「過去のマイブログ・テーマ」……書き出し部分を掲げ、「ブログ内検索」または「月別アーカイブ」で年月を選択すると、全文が読める。

今年は、1月1日から12月31日まで、「2017年版 今日はこんな日」 とし、土・日・祝祭日も含め、毎日発信する計画です。無事に、「私の365日」を達成できるか、ご期待いただければ幸いです。

本年もご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。



2017年版 1月1日はこんな日


● 今日(1月1日)の主なできごと

646年 「大化改新の詔」発布……孝徳天皇と中大兄皇子(のちの天智天皇)の下で、新たな政治の方針を示した。

1873年 太陽暦の実施……わが国が太陽暦を開始した日。明治5年12月2日の翌日が明治6年1月1日に改められ、現在に至っている。

1946年 昭和天皇「人間宣言」……昭和天皇が、戦後最初の年頭詔書で、自己の神格や日本民族の優越性を否定する「人間宣言」を出した。


● 今日の主な記念日・恒例日

元日/新年の幕開けの日/新年のはじめを祝う国民の祝日……1948年7月公布・施行の祝日法によって制定。

元旦……「旦」は「日の出・朝」の意味で、「元旦」とは1月1日の朝のこと。

初詣……年が明けてから、初めて神社仏閣に参拝すること。氏神様やその年の恵方(何事をするにも最も良いとされる方角)の社寺にお参りをし、その年の無事と平安を祈る。

鉄腕アトムの日……1963年のこの日、フジテレビで初の国産アニメ『鉄腕アトム』のテレビ放映が開始され、大ヒットした。

少年法施行の日……前年7月15日に公布された「少年法」が施行されたことから、1949年のこの日、法務省刑事局が実施。

神戸港記念日……1868年のこの日(旧暦1867年12月7日)、神戸港が外国船の停泊地として開港した記念日。神戸港は、横浜港と並ぶ日本の二大国際貿易港で、神戸市発展の原動力となった。


● 今日生まれた人

BC711年 神武天皇……初代天皇といわれる神話・伝説上の人物。即位前は神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)といい、2月11日に即位したとされることで、戦前は、「紀元節」という祝祭日だった。

574年 聖徳太子……推古天皇の摂政。「冠位十二階」「十七条憲法」などを定める。

1394年 一休宗純……室町時代の臨済宗の禅僧・漢詩人。江戸時代に作られた「一休とんち話」のモデル。

1769年 高田屋嘉兵衞……江戸時代後期の廻船業者・海商。国後島・択捉島間の航路の開拓、箱館の発展に貢献。

1820年 清水次郎長……幕末から明治期の侠客・実業家。浪曲や講談・映画で「海道一の大親分」として取り上げられ人気を博す。

1827年 ジョン(中浜)万次郎……漁師として無人島「鳥島」に遭難して米船に救われ、11年後に帰国。幕末から明治期に日米の架け橋として通訳・教師などで活躍。

1863年 クーベルタン……フランスの体育指導者。近代オリンピック提唱者。

1883年 鳩山一郎……大正・昭和期の政治家。 第52〜54代首相。日ソ国交回復を実現。

1886年 木下利玄……明治・大正期の歌人。

1896年 衣笠貞之助……大正・昭和期の俳優・映画監督・脚本家。代表作『地獄門』(第7回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞)『十字路』『雪之丞変化』など。

1900年 杉原千畝……昭和期の外交官。リトアニア日本領事代行の時、外務省の訓令に反し、ナチスに迫害された難民に大量の通過ビザを発給、約6千人の避難民を救った。


● 今日亡くなった人

1041年 藤原公任……平安時代中期の公卿・歌人。小倉百人一首「滝の音はたえて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」の作者で、三十六歌仙の一人。

1894年 ヘルツ……ドイツの物理学者。電磁波の存在を実証。周波数の単位 Hz(ヘルツ)の名の由来。

1948年 今村明恒……大正・昭和期の地震学者。関東大震災などを予知した研究者として知られる。
投稿日:2017年01月01日(日) 05:58

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)