児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ Top >  2017年版 こんな日 >  2017年版 1月6日はこんな日

2017年版 1月6日はこんな日


● 今日(1月6日)の主なできごと

1887年 シャーロック・ホームズ新登場……イギリスの推理作家コナン・ドイルは、『緋色の研究』を刊行し、名探偵シャーロック・ホームズを初めて登場させた。

1912年 大陸移動説……ドイツの地球物理学者ウェゲナーは、大陸はたえず移動し、年代とともにその位置関係が変わるという「大陸移動説」を発表。

1941年 「4つの自由」演説……アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトは、「言論・表現の自由」「信仰の自由」「欠乏からの自由(健康で平和な生活を送れる)」「恐怖からの自由(軍事力を少なくし戦争をなくす)という「4つの自由」を守るため、英仏などの国々を援助し、ドイツなどの国と戦うという「戦争参加」への決意を表明。


● 今日の主な記念日・恒例日

出初め式……江戸時代からのなごりで、全国各地の多くの消防署が、新年最初の消防演習を行う儀式。はしご乗りなど火消しの妙技や、最新式の消防車や機器の展示を大勢の見物人に披露。

色の日……「一(い)・六(ろ)」の語呂合わせから、色に関係する職業の人の記念日。

高崎だるま市……高崎市の少林山達磨寺門前に150軒もの店が出て、縁起物の「目なしだるま」を売る。念願がかなうと目を入れて納める。
 

● 今日生まれた人

1412年 ジャンヌ・ダルク……「オルレアンの少女」といわれ、「百年戦争」 でイギリス軍からフランスを救った国民的英雄。

1822年 シュリーマン……ドイツの考古学者。トロイの遺跡発掘など、エーゲ文明研究に大きな貢献。
 

● 今日亡くなった人

1215年 北条時政……鎌倉幕府の初代執権。源頼朝の正室北条政子の父。

1822年 式亭三馬……江戸時代後期の戯作者。代表作『浮世床』『浮世風呂』などの滑稽本。

1831年 良寛……江戸時代後期の僧侶・歌人。村童と親しくしたことで良く知られる。

1850年 佐藤信淵……江戸時代中・後期の農政学者・経世家。

1852年 ブライユ……フランスの点字開発者で、アルファベット・数字・楽譜などを手話で表現。

1884年 メンデル……オーストリアの植物学者。「メンデルの法則」発見。


● 過去のマイブログ「1月6日」のテーマ

2015年  「点字開発」 のブライユ
アルファベットや数字、楽譜など「6点点字」の開発者として知られるフランスのブライユが、1852年に亡くなった日です。1809年、パリの西南にあるクーブレという小村に、馬具や革靴などを制作する職人の子として生まれたルイ・ブライユは、3歳の時に工房で遊んでいるうち、誤って父の使っていたキリを眼球に刺して左目を失明してしまいました。その後、感染症にかかって右目も見えなくなり、5歳で全盲となってしまいました……。

2014年  「おもしろ古典落語」138回目  『御慶(ぎょけい)』 その2(新年篇)
富に当たって、いちやく成金となった八五郎。新しい年をむかえると、さっそく、大家のところへ年始のあいさつにでかけます……。「おう大家さん、おはよう、おめでとうござんす」「おっ、ばかに早いな。いやぁりっぱになったな、紋付にかみしもか。まぁ、そういうこしらえをしたなら、突き袖っていうのをしなよ」「なんです? 突き袖ってのは」……。

2012年  自由人・良寛
江戸時代後期の禅僧で歌人・書家の良寛が、1831年に亡くなった日です。1758年、越後国(いまの新潟県)出雲崎の名主の子として生まれた良寛(本名・山本栄蔵 号・大愚)は、少年時代に親類の家に数年間移り住んで儒学を学んだのち、18歳で隣村にある光照寺に入って出家しました……。

2011年  小噺十席
落語に親しむには、いくつかの小噺(こばなし)を覚えるのが、いちばんよろしいようで。「向かいの空き地に囲いが出来たんだってよ」「へぇー!」。「えェー、天国の小噺です」「あのヨォー」。「このねずみおっきぃね」「ちっちゃいよ」「大きいだろ」「ちっちゃい」、するとねずみが、「チュー」。「ぼくんち広くなったから、遊びにおいでよ」「引っ越したのか?」「父ちゃん、タンス売ったんだ」……。

2010年  執権政治をはじめた北条時政
鎌倉時代の初期、源頼朝の打ちたてた鎌倉幕府の実権を握り、北条氏の執権政治の基礎を築いた武将の北条時政が、1215年に亡くなった日です。北条氏は、桓武天皇の流れをくむといわれた豪族でした。1159年の平治の乱で源義朝が平清盛にやぶれ、その翌年に義朝の子の源頼朝が伊豆へ流されてきたとき、時政は、これを監視する役につきました……。

2009年  [おもしろ民話集 55] 干支のはじまり
今年の干支(えと)は牛なので、年賀状には、いろいろな牛が描かれていますね。去年の干支は、ねずみでした。そして、来年は虎です。では、どうして、こんな順番になったのでしょう……。

2006年  レディバード昔話より 「逃げ出したホットケーキ」
この話も 「ひよこのリキン」 と同じような典型的な繰り返し話です。逃げだしたホットケーキをみんなで追いかけるという、いたって単純なストーリーですが、そのユーモラスでしかもリズミカルな展開は、お話になれていない幼児にぴったりです……。
投稿日:2017年01月06日(金) 05:36

 <  前の記事 2017年版 1月5日はこんな日  |  トップページ  |  次の記事 2017年版 1月7日はこんな日  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mt.izumishobo.co.jp/mt-tb.cgi/3994

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

         

2017年01月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別アーカイブ

 

Mobile

児童英語・図書出版社 社長のこだわりプログmobile ver. http://mt.izumishobo.co.jp/plugins/Mobile/mtm.cgi?b=6

プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)