児童英語・図書出版社 創業者のこだわりブログ Top >  2016年版 こんな日 >  2016年版 9月23日はこんな日

2016年版 9月23日はこんな日


● 今日(9月23日)の主なできごと

1884年 加波山事件……この日、自由民権運動の中でも急進的な考えをもつ若い民権家16人は、民権運動を厳しく弾圧した栃木県令の三島通庸らを爆殺しようと、茨城県の加波山山頂付近に立てこもったものの未遂に終った。この事件により、同調者約300人も逮捕され、7名に死刑判決が下された。


● 今日の主な記念日・恒例日

不動産の日……秋は不動産取引が活発になる時期であることと、「ふ(2)どう(十)さん(3)」の語呂合せから、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が1984年に制定。

海王星の日……1846年のこの日、ベルリン天文台のガレが海王星を発見したことにちなむ記念日。海王星は、ローマ神話の海神ネプトゥーヌス(英語読み・ネプチューン)にちなむ惑星で、1781年の天王星の発見以降、その軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、その外側にさらに惑星があるためだと考えられていた。そのためいろいろな科学者が天王星の軌道の乱れ等を元に未知の惑星の大きさや軌道・位置を計算し、フランスのル・ベリエとイギリスのアダムスがその場所を突き止めたため、両者も共同発見者とされている。

万年筆の日……1809年のこの日、イギリスのフォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許をとったことにちなむ記念日。


● 今日生まれた人

BC63年 オクタビアヌス(アウグストゥス)……古代ローマ初代皇帝。パクス・ロマーナ(ローマの平和)の基礎を築く。

1760年 葛飾北斎……江戸時代後期の浮世絵師。代表作『富嶽三十六景』『北斎漫画』など。

1871年 幸徳秋水……明治期の評論家・社会運動家。「大逆事件(幸徳事件)」で処刑された12名の1人。


● 今日亡くなった人

1790年 柄井川柳……江戸時代中期の前句付け点者。「川柳」の祖。

1832年 頼山陽……江戸時代後期の儒学者。代表著作『日本楽府』『日本外史』など。

1904年 ガレ……フランスのガラス工芸家。

1939年 フロイト……オーストリアの精神医学者。「精神分析学」の創始者。

1939年 岡田三郎助……明治・大正・昭和期の洋画家。『あやめの衣』など、女性像の秀作を多く描く。

1954年 久保山愛吉……アメリカの水爆実験で被爆した「第五福竜丸」無線長。

1996年 藤子・F・不二雄……昭和・平成期の漫画家。代表作『ドラえもん』『パーマン』など。
投稿日:2016年09月23日(金) 05:09

 <  前の記事 2016年版 9月21日はこんな日  |  トップページ  |  次の記事 2016年版 9月26日はこんな日  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mt.izumishobo.co.jp/mt-tb.cgi/3924

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

         

2016年09月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

月別アーカイブ

 

Mobile

児童英語・図書出版社 社長のこだわりプログmobile ver. http://mt.izumishobo.co.jp/plugins/Mobile/mtm.cgi?b=6

プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)