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2016年版 9月21日はこんな日


● 今日(9月21日)の主なできごと

1952年 土俵の4本柱を廃止……大相撲が行われる東京蔵前国技館で、この日から土俵の四隅にあった四本柱が取り除かれた。柱をとったかわりに、つり屋根になり、柱に巻いてあった4色(青・赤・白・黒)の布と同じ、4色の房がつけられた。


● 今日の主な記念日・恒例日

世界停戦の日……コスタリカの発案により1981年の国連総会によって9月第3火曜日に制定されたが、2002年からは9月21日に固定された。この日は敵対行為を停止するよう、すべての国と人々によびかけている。

世界アルツハイマーデー……1994年のこの日、国際アルツハイマー病協会(ADI)の国際会議で、患者やその家族への支援を進めることなどをうたった宣言を採択した。アルツハイマー病に関する世界的普及をはかり、患者や家族への支援を推進するための努力と働きかけを行う。

ファッションショーの日……1927年のこの日、銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが行われた。一般から図案を募集した着物のファッションショーで、初代水谷八重子ら3人の女優がモデルとなったのを記念して制定。


● 今日生まれた人

1866年 ウェルズ……イギリスのSF作家。代表作『透明人間』『タイムマシン』『宇宙戦争』など。

1874年 ホルスト……イギリスの作曲家。代表作『惑星』(特に「木星(ジュピター)}
が有名)など。

1903年 石垣綾子……昭和・平成期の評論家。

1908年 サラサーテ……スペインの作曲家・バイオリン奏者。代表作 『ツィゴイネルワイゼン』など。


● 今日亡くなった人

1860年 ショーペンハウアー……ドイツの哲学者。代表作『意志と表象としての世界』など。

1908年 フェノロサ……アメリカの哲学者・美術研究家。明治時代に来日したお雇い外国人で、日本美術を高く評価。

1933年 宮沢賢治……大正・昭和期の詩人・童話作家。代表作「雨にも負けず」(詩) 『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』 (童話)など。

1954年 御木本幸吉……明治・大正・昭和期の実業家。真珠養殖とブランド化に成功。

1961年 宇野浩二……大正・昭和期の小説家。代表作『思ひ川』『蔵の中』など。

1968年 広津和郎……大正・昭和期の小説家・社会評論家。代表作『風雨強かるべし』、『松川事件と裁判』(ノンフィクション)など。


● 過去のマイブログ「9月21日」のテーマ

2012年ブログ 「おもしろ古典落語」86回目  鍬形(くわがた)
「甚兵衛さん、いるかな? こんにちは」「おや、留さんかい、おあがり」「あがってますよ、火鉢のかげです」「あっ、いたいた、かくれんぼかい?」「そんなものやりませんよ、ねぇ、甚兵衛さん、あたしはどうして、こんなに小さいんでしょ。二尺二寸(68センチ)しかありません」「そりゃ、生れつきだよ。気にすることないじゃないか。浅草の観音さまへいってごらんよ。観音さまは一寸八分(5.5センチ)しかないのに、大きな仁王を門番にしたがえて、18間(33メートル)四方のお堂に住んでるじゃないか……。

2011年ブログ 『チゴイネルワイゼン』 のサラサーテ
『チゴイネルワイゼン』 などフラメンコを採り入れた曲で名高いスペインの作曲家・バイオリン奏者のサラサーテが、1908年に亡くなった日です。「チゴイネルワイゼン」とは、ドイツ語で「ジプシーの歌」という意味で、その名前のように、ハンガリーのジプシー音楽や民謡をもとにチャルディッシュという、舞曲形式でかかれたものです。3楽章からなり、いかにもジプシーふうの哀愁に満ちたメロディではじまる1楽章……。

2010年ブログ 世界の真珠王・御木本幸吉
真珠養殖の成功とそのブランド化などで財をなした御木本幸吉(みきもと こうきち)が、1954年に亡くなった日です。御木本幸吉は1858年、志摩国(三重県)の鳥羽で生まれました。家は、屋号を「阿波幸」という、うどん屋でした。少年時代の幸吉は、うどん屋を手伝いながら、野菜や米や卵などを売り歩いて、家のくらしを助けました。幸吉が、人間の手で美しい真珠を作りだすことを決心したのは、32歳のときでした。30歳で真珠商人になったものの……。

2007年ブログ ドラクロワ 「民衆を導く自由の女神」
もうもうとたちこめる煙を背に、上半身をさらけ出し「自由・平等・博愛」を意味する青・白・赤の三色旗を掲げ、武器をもつ人々を先導する自由の女神。この躍動感あふれる「民衆を導く自由の女神」は、ロマン主義派の代表的画家ドラクロワの代表作で、260×325cm のとても大きな絵です。そして、「フランス革命」を象徴する絵画として教科書にも登場するため、良く知られています。でもこの革命は……。

2006年ブログ 「西郷隆盛」 のこども時代
小さいころの隆盛は、近所の仲間たちから、いつも 「貧乏人の子のくせに……」 と、わらわれました。父は、さむらいでも身分が低く、それに7人の子どもたちがいて、家がたいへんまずしかったからです。でも、どんなにまずしくてもさむらいの子です。隆盛は、6、7歳のころから藩の学校へかよって、読み書きを学びながら、いっぽうでは示現流という剣術にはげみました。また、水泳やすもうで、からだをきたえました……。

2005年ブログ 「イスラエル」建国の歴史(3)
戦争の原因はまた、エルサレムにもあります。エルサレムは聖都といわれ、ユダヤ教のイスラエルの人たちはもちろん、キリスト教やイスラム教の人びとから、あがめられているところです。そこにある「なげきの壁」は、むかしローマに滅ぼされ、国を失ったときの、悲しみやなげきをうつす壁として、長くイスラエルの人びとの心にきざみつけられてきた記念碑です。イスラム教の人たちにとっては、マホメットにゆかりのある「岩のドーム」があります……。
投稿日:2016年09月21日(水) 05:46

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)