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みんなのおんがくかい

「みんなのおんがくかい」の5大特色

1983年に発売を開始した「みんなのおんがくかい」の特徴を、改めて5つのポイントにまとめてみました。発売当時はカセット12巻でしたが、のちにCD12枚に変更、判型も当初はA5判上製(各32ページ)を、A4判上製に変更しました。 (1) 夢がひろがるたのしい童謡120曲を厳選 日本...

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セミクラシックの解説

「みんなのおんがくかい」には、48曲のセミクラシックの名曲を収録しており、このすべてに、これまで例のないような、母親がわが子に話して聞かせられるやさしい解説を付けた。子どものピアノ発表会でもっとも人気のある曲としても有名な、ベートーベン作曲の「エリーゼのために」は、次のように紹介...

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教科書の絵を替えさせた「ひらいたひらいた」

本日も、「みんなのおんがくかい」の曲にそえられた解説の例をあげてみよう。 わらべうたの「ひらいたひらいた」(作詞・作曲不詳) の歌詞は、つぎの通り。 (1) ひらいた/ひらいた/なんのはなが/ひらいた/れんげのはなが/ひらいた/ひらいたと/おもったら/いつのまにか/つぼんだ (...

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「アイアイ」の解説に感銘

昨日、「みんなのおんがくかい」を紹介した際、歌にまつわる解説が168曲すべてについており「アイアイ」を例にあげたところ、さっそく鹿児島県に住むKさんから次のような電話をいただいた。 「アイアイ」がサルの種類であることをはじめて知りました。マダガスカル島に住んでいるこんなかわいい...

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「みんなのおんがくかい」の発売

いずみ書房のオリジナルシリーズの第5弾は、1983年5月に販売を開始した「みんなのおんがくかい」(全12巻)だった。絵本12冊と絵本に対応したカセット12巻 (のちにCD12枚) と楽譜集からなり、1冊の絵本に童謡が10曲、セミクラシック4曲を収録した。トータルで童謡120曲、...

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)