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最新記事【2018年07月04日】


● 今日(7月4日)の主なできごと

1776年 アメリカ独立宣言……イギリスからの独立をめざし前年からの戦争のさなか、アメリカ東部13州はこの日に独立を宣言、7年後の1783年の「パリ条約」で正式に認められた。アメリカ合衆国では、以来この日を「独立記念日」としてお祝いをしている。


● 今日の主な記念日・恒例日

梨の日……七(な)四(し)の語呂合せから、鳥取県東郷町(今の湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が2004年に制定。

那須の日……七(な)四(す)の語呂合せから、那須高原観光協会が制定。


● 今日生まれた人

1790年 エベレスト……イギリスの数学者・測地学者。インドからネパールを精密に測量。世界最高峰エベレストの名の由来。

1807年 ガリバルディ……イタリアの軍人。イタリア王国統一功績者のひとり。

1820年 フォスター……アメリカの作曲家。代表作『おおスザンナ』『オールドブラックジョー』『草競馬』『故郷の人々』など。

1900年 中谷宇吉郎……大正・昭和期の実験物理学者・随筆家。世界初人工雪の製作に成功。


● 今日亡くなった人

1106年 源義家……平安時代後期の武将。「八幡太郎」の通称で知られる。

1826年 ジェファソン……アメリカ第3代大統領。独立宣言文の起草者。

1831年 モンロー……アメリカ第5代大統領。アメリカ外交の基本を示す「モンロー宣言」

1934年 キュリー夫人……ロシア占領下のポーランド出身フランスの科学者。2度のノーベル賞受賞。


● 過去のマイブログ「7月4日」のテーマ

2014年  モンロー主義
アメリカ建国時の功労者のひとりで、アメリカ外交の基本を示す「モンロー宣言」を発したことで知られる第5代アメリカ合衆国大統領モンローが、1831年に亡くなった日です。1758年、バージニア州ウェストモアランドの小農園主の子として生まれたジェームズ・モンローは、アメリカ独立期に少年時代をすごしたことで、1775年から独立戦争に加わり、1778年に足を負傷し軍を離脱しました……。

2012年 「雪の結晶」 と中谷宇吉郎
寒冷地の自然現象研究に大きな成果をあげた物理学者で随筆家の中谷宇吉郎(なかや うきちろう)が、1900年に生まれた日です。石川県加賀市に生まれた中谷は、小学校を卒業するとまもなく父が亡くなったため家計は苦しくなりました。しかし、成績が優秀だったため、援助してくれる人があらわれ、旧制小松中学、第四高等学校を経て1922年に、東京帝国大学理学部物理学科に入学しました……。

2011年 「八幡太郎」 義家
平安時代後期の武将で、八幡太郎(はちまんたろう)の通称で知られる源義家(みなもとのよしいえ)が、1106年に亡くなった日です。はじめての武家政権鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府を開いた足利尊氏らの祖先に当たることから、後世に英雄視され、さまざまなエピソードが残されています。源義家が、東北へ兵をだしたときのこと。兵をしたがえて馬を進めていた義家は、さっと矢をつがえて、弓をきりきりっとしぼりました……。

2008年  ノーベル賞を2度受賞したキュリー夫人
ラジュームを発見して夫ピエールといっしょにノーベル物理学賞をもらい、夫の死後ラジュームの分離に成功してノーベル化学賞をえた女性科学者キュリー夫人(マリー・キュリー)が、1934年に亡くなった日です。5人兄弟の末っ子のマリーが生まれた1867年ごろのポーランドは、ロシアに占領されていたため、植民地のような状態でした。そのため、ポーランド語を話すことを禁じられ、ロシア式の生活を強いられました……。

2007年  アメリカ独立記念日
アメリカが1776年に、イギリスの植民地から独立を宣言した記念すべき日です。現在、アメリカ合衆国には50の州があります。でも、当時は、まだ13州しかありませんでした。その13州は、北にカナダ、南はスペイン領のフロリダにはさまれた大西洋岸からミシシッピー川までの土地が国土で、人口は、ヨーロッパから移住したイギリス人、フランス人、スペイン人、オランダ人など300万人ほど、他に原住民であるインディアンが住んでいるにすぎませんでした……。

2006年  かさじぞう
大みそかの日。おじいさんは、笠を売りに町へでかけます。正月のもちを買うためです。ところが、笠は一つも売れません。おじいさんは、しかたなく、雪のなかを帰って行きました。すると、道ばたに6人のおじぞうさまが、雪まみれになって立っています。とっても寒そうです。そこで、おじいさんは、持っていた5つの笠を5人のおじそうさまにかぶせて、さいごの1人のおじぞうさまには、自分がかぶっていた笠をぬいで、頭にのせました……。

2005年  セサミストリートのバリアフリー精神
世界中の子どもや親たちに大人気の「セサミストリート」は、1969年、アメリカで誕生した教育番組である。アメリカの1960年代というのは、政治的にも経済的、文化的にも充実した時代で、世界の超大国として自信と活気に満ちあふれていた。しかし、一方では、黒人やヒスパニッシュらに対する人種差別や貧困があり、しいたげられた人々による犯罪が多発し、大きな社会問題になっていた。そんな犯罪者たちの子どもの多くは学校に通っておらず、そのため文字は読めず、数もかぞえられない、物事の善悪や社会的なルールも教えられていない、という現実があった……。
投稿日:2018年07月04日(水) 05:30

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)