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2017年版 5月4日はこんな日


● 今日(5月4日)の主なできごと

1919年 五・四運動……第一次大戦後のパリ講和会議条約(ヴェルサイユ条約)で、日本側の「日本がドイツから奪った山東省の権益を容認」という主張が国際的に承認されると、この日北京大学の学生が天安門広場に集結して反日・反帝国主義をかかげてデモ行進を行った。これをきっかけに、大衆運動は中国全土に拡大していった。

1974年 小型ヨットで世界一周……海洋冒険家の堀江謙一は、小型ヨット「マーメイド3世号」での単独無寄港世界一周を終え、この日大阪に帰港した。世界で3人目の快挙で、266日と14時間は最短記録。


● 今日の主な記念日・恒例日

みどりの日……自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ国民の祝日。もとは、昭和天皇の誕生日の4月29日だったが、2007年からは4月29日が「昭和の日」となり、みどりの日は、この日に移動された。

ラムネの日……1872年のこの日、東京の実業家千葉勝五郎が、中国人のレモン水製造技師を雇って製造法を学び、ラムネの製造・販売を開始したことにちなむ記念日。

その他の記念日……植物園の日・競艇の日・ファミリーの日・エメラルドの日・名刺の日などがある。


● 今日生まれた人

1723年 池大雅……江戸時代中期の画家。代表作『五百羅漢図』『楼閣山水図』『山水人物図・老松図』など。与謝蕪村とともに日本の文人画(南画)の大成者。

1825年 ハクスリー……イギリスの生物学者。『進化と倫理』などを著し、ダーウィンの進化論を擁護。「ダーウィンの番犬」の異名。

1843年 西郷従道……幕末から明治期の政治家。陸軍卿・文部卿・海軍大臣・農商務大臣などを歴任、明治政府の重職をになう。西郷隆盛の弟。

1846年 ガレ……フランスのガラス工芸家・デザイナー・実業家。ヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動「アール・ヌーヴォー」を代表するひとり。

1913年 森繁久彌……昭和・平成期の俳優。『社長シリーズ』『駅前シリーズ』(映画)、『七人の孫』(テレビドラマ)、『屋根の上のバイオリン弾き』(ミュージカル)などで活躍。

1918年 田中角栄……昭和期の政治家。第64・65代首相。日中国交正常化実現。『日本列島改造論』はベストセラー。首相退任後「ロッキード事件」で逮捕されるも、「闇将軍」として政界に大きな影響。

1929年 ヘップバーン……イギリス国籍のアメリカ女優。代表作『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』『シャレード』など。


● 今日亡くなった人

1938年 嘉納治五郎……明治・大正・昭和期の教育家・柔道家。「講道館柔道」創始。

1980年 チトー……ユーゴスラビアの革命家・政治家。初代ユーゴスラビア首相として非同盟中立を打ち出し、独自の社会主義路線を指導。

1983年 寺山修司……昭和期の歌人・詩人・劇作家・演出家。「天井桟敷」主宰。代表作『書を捨てよ、町へ出よう』(評論集・映画・演劇)、『田園に死す』など。
投稿日:2017年05月04日(木) 05:18

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)