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最新記事【2017年03月21日】


● 今日(3月21日)の主なできごと

1972年 高松塚古墳の極彩色壁画……奈良県明日香村にある高松塚古墳石室で、千数百年前の彩色壁画が発見された。鮮やかに描かれ白虎や青竜、女子群像など4面は、国宝に指定されている。


● 今日の主な記念日・恒例日

国際人種差別撤廃デー……1960年のこの日、南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策(アパルトヘイト)に反対する平和的デモ行進に対し警官隊が発砲、69人が死亡した。この事件を受け、国連が人種差別撤廃にむけて取り組みはじめ、1966年の国連総会で制定した国際際デー。

ランドセルの日……3+2+1が小学校の修業年数の6になることから、ランドセルをミニサイズに加工する店が提唱し制定された記念日。

その他の記念日……催眠術の日・カラー映画の日・ツイッター誕生日などがある。


● 今日生まれた人

1685年 バッハ……ドイツの作曲家・オルガン奏者。代表曲『マタイ受難曲』『平均律クラヴィーア曲集』『G線上のアリア』など。「音楽の父」

1889年 柳宗悦……大正・昭和期の美術評論家・民芸研究家・宗教哲学者。民芸品に注目して「用の美」を提唱。民芸運動を起こして「民芸館」創設。

1910年 西田修平……昭和前期の陸上競技選手。「棒高跳」で、ロサンゼルス・ベルリン五輪に連続銀メダル。

1916年 斎藤茂太……昭和・平成期のエッセイスト・精神科医。代表作『茂吉の体臭』『長男の本』『モタさんのヒコーキ談義』など。

1918年 升田幸三……昭和期の将棋棋士。実力制第4代名人・三冠独占など、輝かしい戦績。


● 今日亡くなった人

835年 空海……平安時代初期の僧。「真言宗」開祖。「弘法大師」

1650年 柳生三厳(十兵衞)……江戸時代前期の剣術家・大名。「柳生一族最強の剣士」として講談・小説・映画・テレビなどに多く登場。

1864年 堀田正睦……江戸時代後期の末期の佐倉藩主・幕末の老中首座。「日本開国の父」

1971年 横山エンタツ……昭和期の漫才師。花菱アチャコとのコンビ「しゃべくり漫才」で一世を風靡。今につながる漫才ブームを作る。

1971年 深田久弥……昭和期の随筆家・登山家。代表作『イエスの弟子』『日本百名山』など。

1977年 田中絹代……昭和期の女優・映画監督。『マダムと女房』『愛染かつら』『西鶴一代女』『雨月物語』『楢山節考』など、日本映画史を代表する大女優。


● 過去のマイブログ「3月21日」のテーマ

2013年  [おもしろ民話集 77]  へっぴり嫁ご
昔、あるところに働きもので気立てのよい娘がありました。ところが、この娘の苦の種は大きな屁(へ・おなら) が出ることでした。これでは嫁のもらい手がないと、母親は嘆いていましたが、縁があって話がまとまり、嫁入りすることになりました。なにしろ働き者で、気立てのやさしい嫁さまですから、「よい嫁ごをもらった」と息子もおっかあも大喜びでした。ところが、嫁さまはだんだん元気がなくなってきました……。

2012年 「真言宗」 を開いた空海
平安時代初期の僧で「弘法大師」の名でしたしまれている空海が、835年に亡くなった日です。774年、讃岐国多度郡(現・香川県善通寺市)の名門佐伯氏の子として生まれ空海は、少年時代から神童とさわがれるほどかしこく、14歳のころから都へでて母方のおじに儒教を学んだのち、17歳で、官吏になるための大学へ入りました。ところが、自分の出世と利益のために学問をすることが、しだいにつまらなくなり……。

2008年  西洋音楽の父・バッハ
宗教的なお祈りや日ごろのなぐさめ程度だった音楽を、人の心を豊かに表現する芸術として高めたバッハが、1685年に生まれた日です。バッハの音楽は、やがてハイドンやモーツァルト、ベートーヘンらに引きつがれていったのです。バッハは、ドイツのアイゼナハという町に、なん代もつづく音楽家の家に生まれ、幼いころから、自分も音楽の道へ進むことを心に決めていました。9歳のときに母を亡くし……。
投稿日:2017年03月21日(火) 05:02

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)