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2017年版 2月6日はこんな日


● 今日(2月6日)の主なできごと

1972年 日の丸飛行隊が金・銀・銅……札幌冬季オリンピックのスキー70m級ジャンプで、笠谷が金、金野が銀、青地が銅メダルを獲得。過去の冬期オリンピックで金さえとったことのなかった大ニュースに、3人は「日の丸飛行隊」とよばれ話題を独占した。


● 今日の主な記念日・恒例日

海苔の日……702年のこの日(新暦)に施行された「大宝律令」の中で、海苔が産地諸国の物産の一つとして年貢に指定されたことから、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年に制定。ちょうどこの頃に、海苔の生産の最盛期を迎える。

抹茶の日……茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉ふ(2)ろ(6)」の語呂合せから、愛知県西尾市の茶業振興協議会が西尾茶創業120年を記念して制定。

ブログの日……「ブ(2)ログ(6)」の語呂合せから、サイバーエージェントが制定。


● 今日生まれた人

1537年 豊臣秀吉……戦国時代に足軽百姓の子に生まれながら、織田信長にとりたてられて全国統一をなしとげた。大坂城築城、検地・刀狩実施。朝鮮出兵途中で死去。

1895年 ベーブ・ルース……アメリカ大リーグ選手。シーズン60本塁打の記録樹立。

1907年 亀井勝一郎……昭和期の文芸評論家。代表著作『日本人の精神史研究』『大和古寺風物誌』『愛の無常について』など。

1909年 花岡大学……昭和期の児童文学作家・僧侶。代表作『かたすみの満月』『ゆうやけ学校』など。

1911年 レーガン……アメリカの政治家・俳優。第40代米大統領。

1919年 やなせたかし……昭和・平成期の漫画家・イラストレーター・作詞家。代表作『アンパンマン』シリーズ、『手のひらを太陽に』(作詞)など。


● 今日亡くなった人

1647年 小堀遠州……安土桃山期から江戸時代前期の茶人・建築家・作庭家。

1666年 千姫……江戸時代第2代将軍徳川秀忠の長女・豊臣秀頼の妻。

1918年 クリムト……オーストリアの画家。代表作『接吻』『ユディトI』『ベートーヴェンフリーズ』など。

1984年 三原脩……昭和期のプロ野球選手・監督。「三原魔術」「知将」の異名。


● 過去のマイブログ「2月6日」のテーマ

2014年 「家康の愛孫」 千姫
徳川2代将軍となる秀忠の長女に生まれながら、豊臣秀頼と結婚させられるなど、時代の流れに翻ろうされた千姫(せんひめ)が、1666年に亡くなった日です。1597年、徳川家康の子秀忠(のちの第2代将軍)と江(ごう=浅井長政と織田信長の妹お市との子・3人姉妹の3女)の長女として伏見城内の徳川屋敷に生まれた千姫は、1603年にわずか7歳で11歳の豊臣秀頼(豊臣秀吉と江の長姉淀君との子)と結婚し、大坂城に入りました。いわば祖父である家康が、千姫を人質として豊臣家に送りこんだ政略結婚……。

2013年 『野球の神様』 ベーブ・ルース
アメリカ大リーグ(メジャーリーグ)のプロ野球選手で、アメリカ合衆国の国民的なヒーローとしてあがめられるベーブ・ルースが、1895年に生れた日です。南部メリーランド州ボルチモアに、酒場を経営するドイツ系移民の子として生れたジョージ・ヘアマン・ルースは、母は病弱で(ルースが15歳の時に死去)、父は酒場の仕事で忙しく、息子の世話に関わっている余裕はほとんどありませんでした……。

2012年  総合芸術家・小堀遠州
安土桃山時代から江戸時代前期にかけて、茶人、建築家、作庭家として活躍した小堀遠州(こぼり えんしゅう)が、1647年に亡くなった日です。1579年、近江国小堀村(現・滋賀県長浜市)の土豪の長男として生まれた小堀遠州(本名・政一)は、1595年に豊臣秀吉に仕え、1598年に秀吉が亡くなると、親子で徳川家康に仕えました。関が原の戦いでの功により、父は毛利氏にかわって備中松山城……。

2009年  読み聞かせてもらった本が宝物
ある日、散歩の途中、10歳くらいの少女を連れた母親にあいさつされました。はじめは、その母親のことを思い出せなかったのですが、「7年ほど前、この子が4歳のとき、絵本の読み聞かせをすすめられて・・・」といわれて、この母親に読み聞かせをすすめ、その後何回か「うちの子は同じ本を何度も何度も読んでくれという」「読み聞かせの本は図書館で借りてきているが、何度も読んでくれという本だけは、後で買ってやるようにしている」などの連絡をもらったことを思いだしました……。

2008年  水の3変化
水に浮くものは、同じかさ(体積)の水よりも軽いものです。水は、たくさん冷やしていくと氷になります。氷になるとき、水が10の体積だったのが11くらいに増えて、大きくなります。重さは変わらないので、同じ体積での重さは、氷のほうが軽いため、水に浮くのです。冬に水道管が凍って破裂するのも、岩の小さな割れ目に入った水が凍って岩を割ってしまうのも、霜柱が土を持ち上げるのも、みんな水が凍って体積が大きくなるためです……。

2007年  人に信頼される子に
このごろの子どもは、人を疑いすぎます。たとえば、知らない子どもに外で声をかけると、自分たちが2人か3人、あるいは集団のときは話に応じてくれても、ひとりのときは、ほとんど口をきいてくれません。口をきくどころか、こちらが近寄って行くだけで、足早に逃げだす子どももいます。きっと、親から 「外で、知らない人に声をかけられたら、注意するのよ。子どもをだます悪い人が、たくさんいますからね」 と、いましめられているのでしょう……。

2006年  幸福の王子他 1
アイルランドの作家オスカー・ワイルド(1856-1900)の「幸福の王子他」。ここには、タイトルの「幸福の王子」のほかに、「星の子」と「若い王様」が収録されている。どの本でもよいので、内容の一部を知りたいという声に応え……。
投稿日:2017年02月06日(月) 05:56

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)