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最新記事【2017年04月22日】


● 今日(4月22日)の主なできごと

1500年 ブラジル発見……ポルトガル人のカブラルがブラジルに漂着し、ポルトガルの旗を立てて領土とした。そのため、中南米の国々では、ブラジルだけがポルトガル語を言語としている。

1927年 支払い延期令……この年の3月に倒産や休業したりする銀行が続出。この金融恐慌を鎮めるために、この日3週間にわたる「支払い延期令」(モラトリアム) を発令、即日実施した。日本銀行は、2億円の非常貸し出しに印刷が間に合わず、片面白紙の200円札を発行。

1946年 「サザエさん」登場……福岡の新聞「夕刊フクニチ」で、長谷川町子の4コマ漫画『サザエさん』の連載が始まった。その後「新夕刊」、「朝日新聞」と掲載紙を変えるものの、1974年2月まで続き、計6477話。いっぽう、それを原作とする「テレビアニメ」が1969年からはじまり、いまだに続く長寿番組となっている。


● 今日の主な記念日・恒例日

アースデー(地球の日)……アメリカの上院議員ゲイロード・ネルソンが、1970年のこの日に環境問題についての討論集会を開催することを呼びかけた。この時、ネルソンがこの活動の統括役として選び出したのが、当時スタンフォード大学院生だったデニス・ヘイズで、デモや集会を成功させた。これをきっかけに、アースデー世界協議会等が、地球全体の環境を守るために、一人ひとりが行動をおこす日として制定。1991年からは毎年、世界各地でイベントが開催されている。


● 今日生まれた人

1451年 イサベル1世……1474年カスティリャ王国の女王となり、夫がアラゴン国王となったのを機に両国を統合し、スペイン王国を建国、初代女王となったイサベルが、この日に生まれた。イサベルは、1492年にはイスラム国家グラナダ王国を制圧し、約800年にわたったレコンキスタ(国土回復運動)を完成させた。同年女王の援助したコロンブスが新大陸を発見、スペイン海外発展のキッカケとしたことは特に有名。

1724年 カント……ドイツの哲学者・思想家。代表作『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の3批判書。フィヒテ、シェリング、ヘーゲルと続く「ドイツ古典主義哲学」の祖。

1870年 レーニン……ロシアの革命家。ソ連の初代首相。

1838年 山縣有朋……幕末の長州藩士、明治・大正期の陸軍軍人・政治家。第3・9代首相。伊藤博文と共に松下村塾出身、明治維新期に低い出自から栄達した代表的人物。

1896年 横山エンタツ……大正・昭和期の漫才師。花菱アチャコとコンビを組み「しゃべくり漫才」を生み出す。

1904年 オッペンハイマー……アメリカの理論物理学者。原爆製造を指導。

1912年 新藤兼人……昭和・平成期の映画監督・脚本家。代表作『愛妻物語』『裸の島』『裸の十九才』『午後の遺言状』『一枚のハガキ』など。


● 今日亡くなった人

1778年 ハーグリーブス……イギリスの技術者。「ジェニー紡績機」発明。

1910年 荻原碌山……明治期の彫刻家。代表作『北条虎吉像』『女』など。

1928年 大倉喜八郎……明治・大正期の実業家。大倉財閥創設。

1994年 ニクソン……第37代アメリカ大統領。ウォーターゲート事件により任期中に辞任。


● 過去のマイブログ「4月22日」のテーマ

2015年 「ウォーターゲート事件」 とニクソン
ベトナム戦争の終結、中国との国交成立に尽力するものの、ウォーターゲート事件により唯一任期中に辞任した第37代アメリカ大統領のニクソンが、1994年に亡くなった日です。1913年、ロサンゼルス近郊ヨーバリンダの果樹園の子として生まれたリチャード・ミルハウス・ニクソンは、地元のウィッティア大学を卒業後、ノースカロライナのデューク大学法学大学院に進み、1939年に地元にもどって弁護士事務所を開業……。

2014年 「産業革命の父」 ハーグリーブス
「ジェニー紡績機」を発明したことで、イギリスに産業革命がおこるきっかけを作った技術者ハーグリーブスが、1778年に亡くなった日です。1720年頃、イングランドの北部ランカシャー地方オズワルトウィスル近郊に生まれたとされるジェームズ・ハーグリーブスですが、生い立ちなど詳しいことは、ほとんど知られていません。40歳のころ、大工を兼ねた織布工をしていたことがわかっていますが、当時の紡績業は、昔ながらの手を使って動かす方法で……。

2010年  ブラジル発見
コロンブスが1492年にヨーロッパ人として初めてアメリカを発見した8年後の1500年、ポルトガル人のカブラルがブラジルに漂着し、ポルトガルの旗を立てて領土とした日です。ラテンアメリカ(中南米)諸国は、ほとんどスペイン語を話しますが、ブラジルだけがポルトガル語を話すのはそのためで、その後322年間、ポルトガルはブラジルを植民地にしました……。

2009年  地球の日(アースデイ)
地球全体の環境を守るため、一人ひとりが行動をおこす日として、1970年からスタートした世界規模の記念日です。いま地球は、さまざまな開発による自然破壊、工場や車の排気ガス、工場や家庭の排水などが関連しあって、環境汚染や温暖化が年ごとに進んでいます……。
投稿日:2017年04月22日(土) 05:43

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)