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最新記事【2017年11月03日】


● 今日(11月3日)の主なできごと

1615年 支倉常長がローマ教皇に謁見……仙台藩主伊達政宗に「慶長遣欧使節団」の副使として派遣された支倉常長が、この日ローマ教皇パウロ5世に謁見した。日本への宣教師派遣と、スペイン領メキシコとの通商につきスペイン国王に便宜をはかってもらうのが目的だった。しかし、日本でのキリスト教禁教令に伴い、この外交交渉は失敗に終わり、支倉らは5年後に失意のうちに帰国。


● 今日の主な記念日・恒例日

文化の日……1946年のこの日、平和と文化を重視した日本国憲法が公布されたことを記念して、1948年公布の祝日法で「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に制定された。なお戦前は、明治天皇の誕生日であることから、「明治節」という祝日だった。

文具の日……「文具と文化は歴史的に同じ意味」ということから、東京都文具事務用品商業組合などが1987年に制定。

ゴジラの日……1954年のこの日、東宝の怪獣映画「ゴジラ」の第1作目が封切られたことにちなみ制定された記念日。

その他の記念日……まんがの日・ハンカチーフの日・レコードの日・いいお産の日・アロマの日・ちゃんぽん麺の日・調味料の日・いいレザーの日など。


● 今日生まれた人

1521年 武田信玄……甲斐国(山梨県)の戦国大名。越後の上杉謙信との「川中島の戦い」、信長・家康連合軍を破った「三方ヶ原の戦い」、「風林火山」の軍旗、家訓集「甲州法度」などで有名。

1537年 足利義昭……室町幕府15代将軍。信長と対立して京都から追放された最後の将軍。

1749年 ラザフォード……イギリスの化学者・物理学者。「窒素」を発見。

1841年 田中正造……明治期の政治家・社会運動家。明治天皇に直訴した「足尾鉱山の公害問題」追及、「渡良瀬川遊水地計画反対運動」に尽力。

1854年 高峰讓吉……明治・大正期の薬学者・化学者・実業家。「タカジアスターゼ」「アドレナリン」発明。

1890年 山川菊栄……大正・昭和期の婦人問題研究家・評論家。代表著作『婦人問題と婦人運動』『婦人解放論』『武家の女性』など。

1924年 山崎豊子……昭和・平成期の小説家。代表作『花のれん』『白い巨塔』『華麗なる一族』『大地の子』など。

1926年 山口瞳……昭和・平成期の小説家。『江分利満氏の優雅な生活』『「男性自身」シリーズ』『血族』など。

1928年 手塚治虫……昭和期の漫画家・アニメーション作家。代表作『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『火の鳥』など。


● 今日亡くなった人

1919年 寺内正毅……明治・大正期の陸軍軍人・政治家。 第18代首相。陸軍大将・外相・陸軍相・韓国統監・朝鮮総督・大蔵大臣など歴任。

1950年 小磯国昭……大正・昭和期の陸軍軍人・政治家。 第41代首相。拓務相・陸軍大将歴任。A級戦犯として終身刑となり巣鴨収容所で病死。

1954年 マティス……フランスの画家。代表作『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』『ダンスI』『切り絵「ジャズ」シリーズ』『大きな赤い室内』など。

2006年 ポール・モーリア……フランスの指揮者・作曲家。代表曲『恋はみずいろ』『蒼いノクターン』『エーゲ海の真珠』『涙のトッカータ』『オリーブの首飾り』など。
投稿日:2017年11月03日(金) 05:06

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)