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2016年版 1月12日はこんな日


● 今日(1月12日)の主なできごと

1574年 瀬戸焼の特権……織田信長は、自領の尾張国瀬戸(愛知県瀬戸市)の焼物窯に免許を出し、焼物の独占権を与えた。これにより衰えていた窯業が復活、陶器を「瀬戸もの」というきっかけとなった。

1874年 初の政治結社…板垣退助を中心に後藤象二郎らがわが国初の政治結社「愛国公党」を設立、政党の先駆げとなった。

1875年 屯田兵……北海道開拓民の保護、警備にあたる屯田兵の設置を決め、東北3県の士族から募る。

1929年 相撲の実況放送開始……わが国初の相撲実況放送が、両国国技館からNHKラジオで放送を開始。

1914年 桜島大爆発……鹿児島湾北部の火山島桜島が大爆発をおこし、火砕流が発生。近くの集落をのみこんで海へ流れ込み、大隅半島と陸続きとなった。死者・行方不明58名。

1988年 脳死で臓器移植可……日本医師会の生命倫理懇談会は、脳死を個体死と認め、脳死段階の臓器移植を認める最終報告をまとめて日本医師会長へ答申。



● 今日の主な記念日・恒例日

スキーの日……1911年のこの日、訪日していたオーストリアのレルヒ陸軍少佐が、新潟県高田(今の上越市)の陸軍歩兵将校十数人にスキーの指導を行った。日本の近代スキーの第一歩となったことから、1994年に「スキーの日」と制定された。

伏見稲荷大社祭……京都伏見稲荷大社が行う「御弓初」の神事。2人の神職が20メートル先の的に矢を放ち、その当たり外れで、五穀の豊凶と景気の吉凶を占う。


● 今日生まれた人

1628年 ペロー……フランスの詩人・童話作家・収集家。代表作『長靴をはいた猫』『青ひげ』『眠れる森の美女』など。

1746年 ペスタロッチ……現代の教育理念の基礎を築いたスイスの教育実践家。

1866年 河口慧海……仏教の原典を求め、単身でネパールや鎖国中のチベットに入った仏教学者。

1896年 吉屋信子……小説家。代表作『花物語』『屋根裏の二処女』『小さき花々』『黒薔薇』など。

1949年 村上春樹……小説家・翻訳家。代表作『ノルウェーの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』など。



● 今日亡くなった人

1527年 尚真王……今の沖縄県と奄美諸島は、江戸時代以前は琉球と呼ばれ、尚家(しょうけ)という王族が支配する国だった。この王朝の全盛期築いたのが尚真王で、約50年にわたるはなやかな時代を築きあげた。 

1976年 アガサ・クリスティ……イギリスの女流推理小説作家。代表作『アクロイド殺し』『オリエント急行の殺人』『そして誰もいなくなった』など。



● 過去のマイブログ「1月12日」のテーマ

2012年ブログ 女性に絶大な人気を得た吉屋信子
大正・昭和期に活躍した作家の吉屋信子(よしや のぶこ)が、1896年に生まれた日です。公務員家庭の8人兄弟の紅一点として新潟県に生まれた吉屋は、父の転勤のために栃木県で少女時代をすごしました……。

2011年ブログ 「ミステリーの女王」 アガサ・クリスティ
『オリエント急行の殺人』『ナイルに死す』『そして誰もいなくなった』など、数々の話題作を著したイギリス生まれの推理作家アガサ・クリスティが、1976年に亡くなった日です。アガサ・クリスティは、1891年にイギリスの南西部の港町トーキィに、アメリカ人実業家の父、イギリス人の母との三人兄弟の末っ子に生まれました……。

2010年ブログ 近代教育の父・ペスタロッチ
スイスの片田舎で孤児や貧民の子らへの教育に従事するなど、子どもたちへの愛の教育を貫いたペスタロッチが、1746年に生まれた日です。従来の初等教育は、教壇に立つ先生が、文字を教えたり聖書の言葉を覚えさせるといったものでした……。

2009年ブログ 困難から逃げる子、我慢できない子
逆説的しつけ法「ダメな子の育てかた」15回目。子どもが困っている時は、どうしたら解決できるか、全部教えてやりましょう。また親がすぐ手を貸してあげて、さいごまで手伝ってあげます。友だちとの関係で悩んでいる時は、助言して自分で処理させず、親が中に入って解決してやることです。人の物をなくしたり、こわしてしまった時は、親が詫びたり、弁償をしてあげます。そうすると子どもは、困難にぶつかったら、すぐ逃げ出す子になってくれます。また、問題に責任を持とうとしない、心の弱い人間にもなってくれます……。

2006年ブログ レディバード版・昔話5  こびととくつやさん
グリム童話にでてくるお話です。「グリム童話」と普通呼ばれている童話集は、正確にはグリム兄弟の創作集ではなく、兄弟がドイツのいろいろな地方に昔から伝わっている物語や伝説を集めて、独自の語り口で再構築したものです。ドイツ民族が先祖から受け継いできた魂を、やさしく親しみやすく紹介したので、世界じゅうの子どもたちの心をとらえてはなしません。人のいい靴屋の夫婦と、やさしい小人たちとの心暖まる交流は、幼児の胸にも素直に溶け込んでいくことでしょう……。
投稿日:2016年01月12日(火) 05:14

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)