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最新記事【2017年01月02日】


● 今日(1月2日)の主なできごと

1954年 二重橋事件……今日は、天皇陛下ほか皇族の方々が、皇居宮殿のバルコニーで国民の参賀に応える(一般参賀)日だが、この年のこの日は、皇居一般参賀に過去最高の38万人が押し寄せ大混乱。二重橋上で群衆が将棋倒しになり16人が圧死、60人が重軽傷を負う惨事となった。


● 今日の主な記念日・恒例日

初夢……一般的に正月2日の夜の夢が初夢とされている。江戸時代から「一富士・二鷹・三なすび」がよい夢とされ、室町時代からは、良い夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵に「永(なが)き世(よ)の遠(とお)の眠(ねふ)りの皆(みな)目覚(めざ)め波乗(なみの)り船(ふね)の音(おと)の良(よ)きかな」という回文(逆さに呼んでも同じ文)の歌を書いたもの枕の下に入れて眠ると良いとされている。また、これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをする。

初売り/初商……商店等は2日に店を開けて初売りを始める。最近では元日から店を開けるところも多くなって来た。

書き初め……年が明けて初めて書や絵をかく行事。書き初めで書いたものを左義長(小正月に行われる火祭りの行事)で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。その他、初風呂・縫い初め・弾き始めなどがある。

月ロケットの日……1959年のこの日、ソ連が世界初の月ロケット・ルーニク(ルナ)1号の打ち上げに成功した。月から6500kmの所を通過して月面を観測した後、太陽の周囲を回る軌道に入り初の人工惑星になった。同年2月に打ち上げられた2号は月に命中し、3号は月の裏側の撮影に成功した。

箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の日……東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路5区間、復路5区間の合計10区間・214.7kmで争われる学生長距離界最大の駅伝競走。関東学生陸上競技連盟(関東陸連)に加盟している関東の大学のうち、前年大会でシード権を獲得した大学10校と予選会を通過した大学10校の計20校に、関東学生連合チームを加えた21チームが出場する。1987年からテレビ中継されるようになり、今では正月の風物詩として、多くの人が応援をする。


● 今日生まれた人

1200年 道元禅師……鎌倉時代の禅僧。「曹洞宗」開祖。代表著作『正法眼蔵』『永平清規』など。

1436年 足利義政……室町幕府第8代将軍。銀閣寺建立など「東山文化」発展に尽すも「応仁の乱」を招く。

1920年 アシモフ……アメリカのSF作家・生化学者・科学評論家。代表作『われはロボット』『夜来る』『黒後家蜘蛛の会』シリーズなど。

1930年 梶山季之……昭和期の推理小説家。代表作『黒の試走車』『赤いダイヤ』など。

1936年 立川談志……昭和・平成期の落語家。人気番組『笑点』を立ち上げ、初代司会者。落語立川流創設。


● 今日亡くなった人

1871年 伊東玄朴……幕末から明治初期の蘭学医。牛痘種痘法を実践するなど、官医界に蘭方の地位を確立。

1976年 檀一雄……昭和期の小説家。代表作『新説石川五右衛門』『火宅の人』『リツ子 その愛』など。

1991年 野間宏……昭和期の小説家。代表作『暗い絵』『真空地帯』『青年の環』など。
投稿日:2017年01月02日(月) 05:00

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)