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最新記事【2016年04月18日】


● 今日(4月18日)の主なできごと

1942年 B25が日本を初空襲……米軍のB25爆撃機16機が、東京、横浜、名古屋など日本本土を初めて空襲した。

1955年 アジア・アフリカ会議……インドのネルー首相らの提唱により、インドネシアのバンドンでアジア・アフリカ会議(バンドン会議)が開催され、日本を含む29か国が参加。国際紛争の平和的解決などをうたった平和五原則を拡張した「平和十原則」を定めた。


● 今日の主な記念日・恒例日

発明の日……1885年のこの日、現在の「特許法」の基となる「専売特許条例」が公布された。これにちなんで、発明協会が1954年に制定。

世界アマチュア無線の日……1925年のこの日、パリ・ソルボンヌ大学(今のパリ大学)で世界アマチュア無線連合が創設されたことから、世界アマチュア無線連合(IARU)が1973年に制定。


● 今日生まれた人

1798年 中山みき……幕末から明治期の宗教家。天理教開祖。

1819年 スッペ……オーストリアの作曲家。代表作『軽騎兵序曲』『スペードの女王』『詩人と農夫』など。

1882年 五島慶太……大正・昭和期の実業家。東京急行電鉄(東急)創業。「電鉄王」



● 今日亡くなった人

1849年 葛飾北斎……江戸時代後期の浮世絵師。代表作『冨嶽三十六景』『北斎漫画』など。

1873年 リービヒ……ドイツの化学者。有機化学の基礎確立。「農芸化学の父」

1898年 モロー……フランスの画家。代表作『サロメ』『オイディプスとスフィンクス』など。

1943年 山本五十六……大正・昭和期の海軍軍人。第26、27代連合艦隊司令長官。日本海軍の暗号が米軍に解読され戦死。

1945年 フレミング……イギリスの物理学者・電気技術者。フレミングの法則発見。

1955年 アインシュタイン……ドイツ出身アメリカの理論物理学者。相対性理論提唱。20世紀最大の物理学者。

1964年 朝倉文夫……明治・大正・昭和期の彫刻家。代表作『墓守』『大隈重信像』『太田道灌像』など。

2002年 ハイエルダール……ノルウェーの人類学者・海洋探検家。代表作『コン・ティキ号漂流記』など。


● 過去のマイブログ「4月18日」のテーマ

2014年ブログ 『軽騎兵序曲』 のスッペ
オーストリアの作曲家で、オペレッタとその序曲や劇中歌で有名なスッペが、1819年に生まれた日です。ダルマチア地方にベルギーから移住した貴族の家に生まれたフランツ・フォン・スッペは、幼年期に音楽の手ほどきを受けて作曲をはじめ、10代のはじめに北イタリアのクレモナでフルートと和声法を学びました。ところが、父の希望でパドバの大学で法学を専攻するものの、音楽の道をあきらめきれません……。

2013年ブログ 「日本のロダン」 朝倉文夫
日本近代彫刻の流れをこしらえた彫刻家の朝倉文夫(あさくら ふみお)が、1964年に亡くなった日です。1883年、大分県上井田村(現・豊後大野市)の村長の子として生まれた文夫は、1893年10歳の時に父方の実家朝倉家の養子となりました。1902年竹田中学を中退し、東京で新進気鋭の彫刻家として活躍していた9歳年上の兄を頼って上京しました。兄のもとで助手をつとめるうち……。

2011年ブログ 「画狂老人」 葛飾北斎
『富嶽三十六景』や『北斎漫画』など、江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、フランス印象派の画家をはじめゴッホ、セザンヌらに大きな影響を与えた葛飾北斎(かつしか ほくさい)が、1849年に亡くなった日です。1760年に現在の東京・墨田区の貧しい百姓の子として生を受けた北斎は、90歳で亡くなるまで絵ひとすじに生き、生涯に3万点もの作品を発表したといわれています。北斎が絵師としての地位を不動のものにしたのは……。

2007年ブログ  「西アジア(1)」 巻末解説
25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第17巻「西アジア(1)」の巻末解説の改訂版を記します。『サウジアラビア』 面積は日本の約6倍、人口の約半分が遊牧民。国語はアラビア語。イスラム教の発祥地で聖地メッカをもつ。石油の埋蔵量、輸出量とも世界一で、国家財政の95%以上が石油収入……。

2006年ブログ よだかの星
「よだかの星」(宮沢賢治作) のあらすじは、次の通りです。よだかは 姿形がみにくいというので、ほかの鳥にバカにされ笑われます。おまえが鳥の仲間にいるのははずかしいから名まえをかえろといわれます。よだかは、ほんとうはやさしい鳥です。でも悲しさに耐えられず、また、これまで自分が多くの虫を食べて殺してきたことを反省して、どこまでもどこまでも空へ、そして星に……。
投稿日:2016年04月18日(月) 05:44

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)