うわぁ!
またユキが降っているね!!
あら!ホント!
・・・いず!お片付けは済んだの?
ちゃおさんが、心配していたわよ〜。
後でやるよ〜。
・・・えへへ♪
積もらないかな〜♪
おお!
またユキだな〜。
っと・・・いず!片付けはどうした?
・・・
ああ、そうだ!
ミー。
「子育て応援シリーズ」を知らないか?
え?
ああ、コレかしら?
「子どもを伸ばす 自立のための家庭のしつけ」
ああ!
そうそう!コレ!コレ!
ありがとう。
「子どもを伸ばす 自立のための家庭のしつけ」って・・・
育児書?
そうね〜・・・。
育児書より具体的に書いてあるけどね。
パッと開いて、年齢別(3さい・6さい・10さい・思春期)に箇条書きで書いてあったりするの。
へぇ〜。
忙しい親がちょっとした時間に見る事が出来るってわけだ。
それに、3さいから思春期まで対応していて、長く使える本だぞ〜!
なるほどね〜。
でもさ、育児書って、「こういう事はダメ!」とか、「親が手本にっ!」とか書いてあって、読んでいくうちに自信をなくして、打ちのめされる・・・ってよく聞くよ〜。
ああ。
ま・・・確かに、そういう育児書は多いかもな。
だがな、コレは違うぞ!
なんだろうな?言い方なのかな?
頑張ろう!って思える本なんだ。
ま・・・例えばこんな文章。
『完璧な教師になる必要はありません。
親には、ダメな部分、子どもに教えられる部分があったほうがいいくらいです。
だれよりも子どもの心に寄り添い、子どもを信じ、子どもの成長と歩みをともにし、自らも一緒に成長できるのが親なのです。
そこには悩みと自信、怖れと喜びが同時にあってあたりまえだし、だから、親とは哀しくもまた美しい、かけがえのない存在なのだと思います。
そうぞ、おおらかに子どもとともにある日々を楽しんでください。』
・・・何だか、子育てが大変でツラい時に、こういう事を言われたら、ちょっとウルっときちゃうわね。
そうだな。
みんな「育児はこうであるべきだ!」という事は頭では解っているんだな。
育児書もたくさん読んでいるだろう。
でも、日常生活では、なかなか理想通りにはいかない。
家事に忙しくてついイライラしたり・・・。
眠っている我が子を見て、今日は怒りすぎちゃったなぁ〜って涙するもんだよ。
・・・・・
実際、完璧な親なんていないからな。
この本が、子育ての潤滑油になってくれるといいんだがな。
そうね!
「立派な子に育てあげる」のではなく「一人前に育つ」事が大切よね。
そうだな。
自分の後始末は自分で出来る大人になってもらいたいもんだ。
!!!
どうしたの?
あのっ!ボク!
お片付けしてきま〜すっ!!