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最新記事【2017年06月07日】


● 今日(6月7日)の主なできごと

1863年 奇兵隊の結成……長州(山口県)藩士の高杉晋作は、農民、町民などによる「奇兵隊」という軍隊を結成した。奇兵隊は後に、長州藩による討幕運動の中心となった。

1955年 「ガット」に加盟……日本はこの日、事実上の国際組織である「関税および貿易に関する一般協定」(GATT・ガット)に加盟した。


● 今日の主な記念日・恒例日

母親大会記念日……1955年のこの日から3日間、東京・豊島公会堂で「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」のスローガンのもとに、第1回母親大会が開催されたことを記念して制定。


● 今日生まれた人

1815年 梅田雲浜……幕末の尊攘派志士。

1825年 ボアソナード……フランスの法学者。日本の刑法・民法を起草。

1832年 金原明善……明治期の治水工事・植林家。

1848年 ゴーガン……フランスの画家。代表作『かぐわしき大地』『イヤ・オラナ・マリア』など。


● 今日亡くなった人

760年 光明皇后……奈良時代の皇族。聖武天皇の皇后。「悲田院」「施薬院」を設置。

1616年 本多正信……安土桃山・江戸時代初期の武将。徳川家康の重臣。

1905年 岸田吟香……明治期のジャーナリスト・実業家。

1945年 西田幾多郎……明治・大正・昭和期の哲学者・教育者。代表著作『善の研究』など。

1964年 高群逸枝……大正・昭和期の女性史研究家・評論家。

1966年 安倍能成……明治・大正・昭和期の教育者・評論家・哲学者。

1980年 ヘンリー・ミラー……アメリカの小説家。代表作『北回帰線』『南回帰線』など。


● 過去のマイブログ「6月7日」のテーマ

2013年 「おもしろ古典落語」120回目 『館林(たてばやし)』
江戸時代も後半になりますと、町人でも職人でも、武芸の好きな連中は町道場に通いました。こういう道場には、自分は腕がたつとうぬぼれているのがいまして、町人の半さんもそんな一人です。「先生、こんちは。きょうは先生に、相談があってまいりました」「おう、半さんか、あらたまって相談とは、なんだい」「ほかでもありませんが、剣術というのは、武者修行をして、他流試合をしないと、腕があがらないと聞いておりますが、ほんとうでしょうか……。

2012年  新聞の生みの親・岸田吟香
明治時代に活躍した新聞記者の岸田吟香(きしだ ぎんこう)が、1905年に亡くなった日です。岸田は、目薬「精リ水」(せいきすい)を販売するなど、薬業界の中心人物としても知られています。1833年、美作国(今の岡山県美咲町)に酒造を兼ねた農家の子として生れた岸田は、幼少年時代に郷里や津山で漢学を学び、1850年に江戸に出て、津山藩の塾や幕府の儒者林図書頭に入門して漢学を深めました……。

2011年 「日本近代法の父」 ボアソナード
明治初期に来日したお雇い外国人の一人で、日本の国内法の整備に大きな貢献をしたフランス人のボアソナードが、1825年に生まれた日です。明治新政府の最大の課題は日本の近代化でした。そのためには、できるかぎり早く欧米の先進技術や学問、制度を取り入れなくてはなりません。法律もそのひとつで……。

2010年  天竜川と金原明善
毎年のように洪水に悩まされ「鉄砲川」と恐れられていた天竜川の治水工事と植林に生涯をかけた金原明善(きんばら めいぜん)が、1832年に生まれた日です。天竜川は、長野県の諏訪湖を水源に、木曽山脈と赤石山脈の間をほぼ真南に下って流れ、静岡県の遠州灘にそそぐ、急流で有名な川です。現在の浜松市の地主の家に生まれた金原明善は、幼い頃から天竜川の洪水に悩まされてきました……。

2007年 「中央アメリカ」について
25年ほど前に初版を刊行した「子どもワールド図書館」(38巻) 第28巻「中央アメリカ」 の巻末解説の改訂版を記します。中南米のことを世界の人びとは、ラテン・アメリカとよんでいます。この土地が、スペイン人やポルトガル人などのラテン民族によって開拓され、いまも、人びとの生活のなかに、ラテン民族の風俗習慣や文化が受けつがれているからです……。

2006年  フランス大周遊10日間の旅
去る5月14日から23日まで、阪急交通社主催による「フランス大周遊10日間の旅」に、兄猛夫夫妻といっしょに参加。会社の仕事から解放された、まったくの個人的な旅行だった……。

2005年  デジタルカタログがホームページに新登場!
「いずみ書房」のホームページに「デジタルカタログ」という新兵器が登場しました。「いずみ通販カタログ」2005年夏号を、紙のカタログを1ページ1ページめくるように、前からも後ろからも次のページが現れるという優れものです……。
投稿日:2017年06月07日(水) 05:57

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)