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最新記事【2017年03月09日】


● 今日(3月9日)の主なできごと

1933年 ニューディール政策……アメリカ大統領ルーズベルトが世界恐慌を克服しようと「ニューディール(新規まき直し)政策」を発表。この日から100日間に銀行および破産直前の会社や個人の救済、TVA(テネシー川流域開発公社)などの公共事業、CCC(民間資源保存局)による大規模雇用ほか全国民的な経済活動をスタートさせた。

1958年 関門国道トンネル開通……世界初の自動車用海底トンネル・下関〜門司間3461mの「関門国道トンネル」が開通。1942年には鉄道トンネルが開通していたものの、戦争で工事が中断され、工事開始21年後のことだった。なお、1975年には新幹線用の「新関門トンネル」が開通している。

1959年 バービー人形誕生……ニューヨークで開催された国際おもちゃフェアでマテル社がバービー人形を発表。マテル社を創業したルース・ハンドラーが海外旅行土産に、娘のためにスイスで購入した人形がモデルとなり、初期の人形は日本で製造されていた。現在までの全世界での販売数は10億体を超えるという。

1991年 新東京都庁舎完成……老朽化の進んだ丸の内庁舎に代わるものとして、新宿に48階建243mという当時日本一の高さを誇った。しかし、総工費1570億円を費やしたことで「バブルの塔」といわれたり、周辺の地上げが進むなどの問題を残した。東京の観光名所の一つとして南・北展望室を訪れる人が絶えず、夜間はライトアップされている。


● 今日の主な記念日・恒例日

記念切手記念日……1894年の今日、日本初の記念切手が発行された。明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年(銀婚式)を記念して発行されたもの。


● 今日生まれた人

1454年 アメリゴ・ベスプッチ……イタリアの南米大陸探検家。「アメリカ」の名の由来。

1749年 ミラボー……フランスの政治家。フランス革命指導者。立憲王政派。

1798年 宇多川榕庵……江戸時代後期の蘭学者。西洋科学を体系的に紹介。

1888年 梅原龍三郎……大正・昭和期の洋画家。日本洋画界の重鎮。

1934年 ガガーリン……ソ連の宇宙飛行士。人類初の宇宙飛行。


● 今日亡くなった人

1200年 朱子……中国南宋の儒学者・官僚・思想家。朱子学の祖。

1661年 マザラン……イタリア生まれフランスの宰相・枢機卿。

1886年 クラーク博士……アメリカの教育者・化学鉱物学者。札幌農学校教頭。

1888年 ウィルヘルム1世……ドイツ帝国初代皇帝。


● 過去のマイブログ「3月9日」のテーマ

2015年  「ドイツ皇帝」 ウィルヘルム1世
プロイセン皇帝としてビスマルク首相、モルトケ参謀総長を起用し、対オーストリア・対フランス戦に勝利し、新生「ドイツ皇帝」となったウィルヘルム1世が、1888年に亡くなった日です。1797年、プロイセン王ウィルヘルム3世の次男としてベルリンに生まれたウィルヘルム1世は、1807年にプロイセン軍に入隊し、1814年ナポレオン1世の支配に対抗する「解放戦争」に従軍して勝利をおさめます……。

2012年  「おもしろ古典落語」62回目  『看板(かんばん)のピン』
「ご隠居、どうぞお上がり下さい」「若い者が大勢集まって、何をしてるんだ」「ちょいとサイコロを」「スゴロクか」「いえ、子どもじゃねぇんで…チョボイチです」「バクチだな、バクチはよくないぞ」「そいつはよくわかってるんですが、つい面白いもんで」……。

2011年  札幌農学校とクラーク博士
明治新政府の招きで来日、札幌農学校(現北海道大学)を創設し、「少年よ大志を抱け」という言葉を残したアメリカの教育者クラーク博士が、1886年に亡くなった日です。1826年にマサチューセッツ州アッシュフィールドに、医師の子として生まれたウィリアム・スミス・クラークは、アマースト大学を卒業後同大学の教授を長くつとめました……。

2010年   ニューディール政策
アメリカ大統領のルーズベルトが世界恐慌を克服しようと「ニューディール政策」を、1933年に発表した日です。1920年代に空前の繁栄をもたらしたアメリカでしたが、1929年10月にニューヨーク証券取引所で株価の大暴落がおこると、銀行や工場が次々と閉鎖される大恐慌に陥りました……。

2009年  「地球は青かった」 のガガーリン
人類として初めて宇宙飛行をなしとげたソ連の宇宙飛行士ガガーリンが、1934年に生まれた日です。ユーリー・ガガーリンは、ソ連西部のスモレンスク州で生まれました。父も母も、コルホーズとよばれる集団農場ではたらいていました。ガガーリンが5歳のとき第2次世界大戦が始まり、スモレンスクにもドイツ軍が攻めてきました。そして村は敵に占領され、家族は穴ぐらで生活しなければなりません……。

2007年  ゴシックって野蛮人、テディベア他
それでは今週のヘェー! 3連発 [ゴシックって野蛮人のこと?]  12〜13世紀ごろ、フランスを中心にヨーロッパ全体におこった美術様式を「ゴシック」といいますが、ゴシックという意味が、フランス民族のことをローマ人の立場でゴート人(野蛮人)と称したところからきている蔑称だそうです……。

2006年  歴史に学ぶもの
「日本読書クラブカタログ(本の価値と楽しみ)」の第3章「歴史」の項を紹介してみよう。 「過去がなければ今の自分はない」この地球上には、無数の生物がいます。そして、どの生物にも歴史があり、その歴史の長さは、人類よりも他の生物のほうがまさっています。ところが、もっとも短い歴史しかもたない人類が、もっとも進歩、発展しました。これは、なぜでしょうか……。
投稿日:2017年03月09日(木) 05:02

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)