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最新記事【2016年08月25日】


● 今日(8月25日)の主なできごと

1543年 鉄砲伝来……ポルトガル人二人をふくむ100人以上も乗せた大きな船が九州の種子島に漂着し、日本に鉄砲を伝えた。

1830年 ベルギー独立革命……ベルギーの中心都市ブリュッセルの劇場で演じられていたナポリの独立闘争のオペラに刺激されて、ベルギーのオランダからの独立革命がおこった。たちまち各地に運動が飛び火して10月に独立宣言がなされ、年末までにオランダをのぞくヨーロッパの列強は、ベルギーの独立を認めた。

1944年 連合軍パリ解放……北フランスのノルマンディー上陸に成功した連合国は、ドイツ軍と激しくたたかいフランスの首都パリに入るとドイツ軍は降伏、パリは4年ぶりに解放された。


● 今日の主な記念日・恒例日

即席ラーメン記念日……1958年のこの日、日清食品が世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」を発売したことにちなみ、日清食品が制定。


● 今日生まれた人

1530年 イワン4世……ロシアのモスクワ大公。ロシア最初の皇帝で、政治的能力は優れていたが残忍な性格だったため「雷帝」とあだ名された。

1836年 榎本武揚……幕末から明治期の幕臣・政治家。戊辰戦争で蝦夷共和国代表として新政府軍と戦って降服。明治政府の外相、海軍大臣を歴任。

1912年 福田恆存……昭和期の評論家・劇作家・翻訳家。代表作「シェイクスピア戯曲14点翻訳」『私の國語教室』『人間・この劇的なるもの』など。

1914年 笠置シヅ子……昭和期の歌手。戦後『東京ブギウギ』『買い物ブギ』など「ブギの女王」として一世を風靡。

1918年 バーンスタイン……アメリカの指揮者・作曲家。代表作『ウェストサイド物語』交響曲第1番『エレミア』など。

1931年 山村美紗……昭和・平成期の推理小説家。代表作『マラッカの海に消えた』『消えた相続人』など。「ミステリーの女王」「日本のアガサ・クリスティ」


● 今日亡くなった人

1648年 中江藤樹……江戸時代前期の儒学者。 「近江聖人」

1776年 ヒューム……イギリスの哲学者・思想家。『人間本性論』など、イギリス経験論を代表。

1786年 徳川家治……江戸幕府第10代将軍。

1819年 ワット……イギリスの機械技術者・発明家。蒸気機関を実用化。

1822年 ハーシェル……イギリスの天文学者。天王星の発見者。

1867年 ファラデー……イギリスの物理学者。電磁誘導を発見。

1900年 ニーチェ……ドイツの哲学者。実存主義の代表的思想家の一人。代表作『ツァラトゥストラはかく語りき』など。

1940年 ミシュラン……フランスの実業家。ミシュランタイヤ創業。旅行案内書「ミシュラン・ガイド」発刊。

1956年 キンゼイ……アメリカの動物学者・性科学者。代表作『男性の性行動』『女性の性行動』など。

2012年 アームストロング……アメリカの宇宙飛行士。人類初の月面着陸。


● 過去のマイブログ「8月25日」のテーマ

2015年ブログ  「田沼時代」 と徳川家治
江戸幕府の第10代将軍徳川家治(とくがわ いえはる)が、1786年に亡くなった日です。1737年、第9代将軍徳川家重の長男として江戸城西ノ丸に生まれた家治(幼名・竹千代)は、幼少時から聡明で、第8代将軍であった祖父吉宗の期待を一身に受けて育ちました。吉宗は1751年に亡くなるまで、家治に直接の教育・指導を行ったのは、言語が不明瞭だった家重に伝授できなかった帝王学を教えるためでもありました……。

2014年ブログ 「天王星」 を発見したハーシェル
天王星の発見をはじめ、天文学における数多くの業績で知られるドイツ出身でイギリスの天文学者ハーシェルが、1822年に亡くなった日です。1738年、ドイツのハノーバーに生まれたウィリアム・ハーシェルは、軍楽隊に所属する父から音楽の指導を受け、オルガンやオーボーの名手になりました。そのかたわら父に数学を学び、やがて天文学の本を熟読するようになります……。

2011年ブログ 蒸気機関とワット
イギリスの産業革命で最大のできごとといわれる蒸気機関を発明したワットが、1819年に亡くなった日です。蒸気機関の原理は、古くから考えられていました。でも、実用的なものができはじめたのは、17世紀の末ごろからです。セーバリやニューコメンらによって作られた単純な装置で、鉱山の排水などに利用されていました。ワットは、ニューコメンの機械を細かく調べあげ、新しい蒸気機関を発明しました……。

2010年ブログ 「近江聖人」 中江藤樹
人を愛し敬う心を大切にし、母に孝養をつくして 「近江聖人」 とその徳望が慕われた江戸時代の儒学者・中江藤樹(なかえ とうじゅ)が、1868年に亡くなった日です。中江藤樹は、江戸幕府が開かれてから5年後の1608年に、近江国(滋賀県)で生まれました。父は農民でしたが、藤樹は8歳で、武士の祖父のもとへ養子としてひきとられました。そして、6年ののちに祖父が亡くなると、祖父にかわって……。

2008年ブログ 鉄砲が伝来した日
ポルトガル人二人をふくむ100人以上も乗せた大きな船が、1543年九州の種子島に漂着し、日本に鉄砲を伝えた日です。島の領主は、まだ16歳の種子島時尭(ときたか)でした。漂着船に乗っていた中国人と漢字で筆談したところ、嵐にあって難破、20日以上も漂流して、種子島にたどりついたことがわかりました。難破船の修理をしているあいだ、ポルトガル人の二人は鉄砲をもって狩りにでかけ……。

2006年ブログ 子どもの心に残っている本
「あなたが、これまでに自分で読んだり、だれかに読み聞かせてもらった本のなかでいちばん心に残っているのは、何という本ですか。本の題名と心に残っていることを書いてください」──東京のある子ども文庫に集まってくる小学生53人を対象に、こんな調査をしました。その結果、「かわいそうなぞう」 「ごんぎつね」 などは、5人以上の子どもがあげ、結局53人の子どもが1冊ずつあげた本は全部で33冊になりました……。

2005年ブログ なけなしの土地を売却
私は1972年、まだ社会思想社に勤務していた頃、将来の居住を目的に、妻と共同で80坪ほどの土地を購入していた。当時、千葉県流山市が「南流山再開発地区分譲」ということで、新聞に大々的に広告をしていた。今後これほど安い物件は、首都圏では出ないといううわさもあり、資料を請求して検討してみた。多くの区画の分譲があったが、将来開通する予定の武蔵野線「南流山駅」から徒歩1分、80坪、1100万円の分譲地は価値ありと判断し申し込んでみた……。
投稿日:2016年08月25日(木) 05:58

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プロフィール

酒井 義夫(さかい よしお)
酒井 義夫(さかい よしお)

略歴
1942年 東京・足立区生まれ
1961年 東京都立白鴎高校卒
1966年 上智大学文学部新聞学科卒
1966年 社会思想社入社
1973年 独立、編集プロダクション設立
1974年 いずみ書房創業、取締役編集長
1988年 いずみ書房代表取締役社長
2013年 いずみ書房取締役会長
現在に至る

昭和41年、大学を卒業してから50年近くの年月が経った。卒業後すぐに 「社会思想社」という出版社へ入り、昭和48年に独立、翌49年に「いずみ書房」を興して40年目に入ったから、出版界に足を踏み入れて早くも半世紀になったことになる。何を好んで、こんなにも長くこの業界にい続けるのかと考えてみると、それだけ出版界が自分にとって魅力のある業界であることと、なにか魔力が出版界に存在するような気がしてならない。
それから、自分でいうのもなんだが、何もないところから独立、スタートして、生き馬の目をぬくといわれるほどの厳しい世界にあって、40年以上も生きつづけることができたこと、ここが一番スゴイことだと思う。
とにかくその30余年間には、山あり谷あり、やめようかと思ったことも2度や3度ではない。なんとかくぐりぬけてきただけでなく、ユニークな出版社群の一角を担っていると自負している。
このあたりのことを、折にふれて書きつづるのも意味のあることかもしれない。ブログというのは、少しずつ、気が向いた時に、好きなだけ書けばいいので、これは自分に合っているかなとも思う。できるかぎり、続けたいと考えている。「継続は力なり」という格言があるが、これはホントだと思う。すこしばかりヘタでも、続けていると注目されることもあるし、その蓄積は迫力さえ生み出す。(2013.8記)